J・ガイルとはジョジョの奇妙な冒険の登場人物だが、
もっぱら両方の手が右手または左手になっているイラストに指摘としてつけられるタグである。
J・ガイルとは
ジョジョの奇妙な冒険第三部「スターダストクルセイダース」に登場する敵スタンド使いで、DIOの部下の一人。スタンドは『ハングドマン』(吊るされた男)。エンヤ婆の息子であり、彼女も両方の手が右手である。
己の欲望を満たすためだけにポルナレフの妹シェリーを惨殺している。妹の友人が証言した「犯人は両右手の男」という言葉だけを手がかりとして、ポルナレフは妹の仇を探して世界中を放浪することになる。
そしてインドでホル・ホースとのコンビでついにジョースター一行と対決。ホル・ホースの『エンペラー』との相性は抜群でアヴドゥルを前線から退かせる重傷を負わせる。が、花京院の機転でハングドマンの特性を見破られ、本体の潜む位置を特定されてしまう。そして最期はポルナレフのチャリオッツによって「針串刺しの刑」に処され、死亡した。
スタンド
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【破壊力 - C / スピード - A / 持続力 - B/ 射程距離 - B / 精密動作性 - D / 成長性 - D】
ミイラの包帯を体中に巻いていて、腕の部分から飛び出しナイフが出てくるスタンド。
鏡の中に潜み、潜んだ鏡に写った相手をナイフで突き刺す攻撃を行う。けして力が強いわけではないが、一瞬で背後に立つスピードと射程距離の長さは非常に厄介で、ホルホースのアシストによって花京院・ポルナレフ・アブドゥルを三人同時に脅威に陥れた。
花京院が「鏡の中に世界なんてあるわけ無いですよ」という台詞の通り、その実態は反射するものに次々と飛び移れる性質から「光」のスタンドといったほうが正確である。
しかし、光速移動時には無防備という弱点を持つ。
余談だが、ポルナレフのシルバーチャリオッツと多少の共通点(スピードが早く力が弱い、刃物を武器とするなど)があるような気がする。
HANGED MANTHE EMPEROR」。
(スタンドパラメータは単行本並びにJOJO-A-GO!GO!による)
作画ミスについて
さて、元のキャラの設定が設定なだけに「両右手(あるいは両左手)になっているイラスト」につけられるタグとして用いられることが多い。このミスは特に複雑なポーズをしている絵でやらかしてしまいがちである。絵の初心者に限らず、上級者やプロでもやってしまいがちであるため侮れない作画ミスの一つである。
根本的な根絶方法はおそらく存在せず、結局のところ自分で絵と同じようなポーズをしてみて指の向きを確認するといった方法しかない。
その他
ストリートファイターIIのガイルの名前の元ネタが彼J・ガイルだったりする。ポルナレフをモチーフとしていたがどういうわけかJ・ガイルと混同されてしまったらしい。