概要
ロマンシングサガ2及びリメイク版にてジェラキャトやジェラエメ等の「ジェラール×女性クラス」でネタになっている中、ひっそりと誕生していたジェラールと、七英雄のロックブーケの異色のカップリング。
この二人はゲーム中では立場上完全に敵同士であり、カップリング要素は殆ど無い。
強いて言えば守護者を倒した後にロックブーケに会いに行った時くらい。
ただ、「流し斬りを使う兄がいる」「身内の役に立ちたい」「マイナスの印象を抱いた異性に対して辛辣な言葉を口にする」等以外と共通点が多い。
また、ジェラールを含めた皇帝たちは人徳や人望で仲間を増やすのに対し、ロックブーケはテンプテーションによって偽りの臣従を得ているのも対照的。
これらの要素があいまって、プレイヤーの想像を掻き立てる土台が出来上がったとされている。
以外かもしれないが、一番人気のあるジェラキャトと作品数でいい勝負をしており、イラスト数はジェラキャトに負けているものの、小説数はジェラブケの方が勝っている。
余談だが、舞台版「七英雄の帰還」ではジェラールが最後に相対した七英雄が彼女であり、死闘の末の相討ちという形で決着し、二人揃ってその生涯を終えた(この時共に戦ったヘクターが皇帝を継承し先帝の無念を晴らすことになる)。