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24式装輪装甲戦闘車の編集履歴

2025-02-15 19:57:22 バージョン

24式装輪装甲戦闘車

にいよんしきそうりんそうこうせんとうしゃ

24式装輪装甲戦闘車とは、陸上自衛隊の歩兵戦闘車。ここでは偵察戦闘型についても記述する。

陸上自衛隊【共通戦術装輪車】歩兵戦闘型/偵察戦闘型/機動迫撃砲型


概要

24式装輪装甲戦闘車とは、陸上自衛隊最新の歩兵戦闘車である。


16式機動戦闘車をベースに三菱重工が開発した共通戦術装輪車ファミリーの一種で、16式と同じように8輪のタイヤで走行する。武装は30mm機関砲ブッシュマスターIIと7.62mmチェーンガンMk.52を各1門ずつ車体上部の無人砲塔に搭載。兵員輸送能力もあり、車体後部の兵員室に8名が乗車可能。運用人員は車長、砲手、操縦手の3名。

89式装甲戦闘車と違って対戦車ミサイルや銃眼(隊員が兵員室内から銃を構えて射撃するための小窓)は装備しない。


ちなみに防衛省資料では当初「共通戦術装輪車(歩兵戦闘車)」と表記されていたが、自衛隊では「歩兵」という単語を用いないため(代わりに普通科や普通科隊員と呼称する)、この表記を用いたことが自衛隊マニアの界隈で話題となった。後に『令和7年度防衛予算の概算要求』にて、本車の名称が「24式装輪装甲戦闘車」であることが初めて明かされたことで、歩兵の名称は使われなくなってしまったが。


令和6年度防衛予算では24両の調達が予定されており、最終的には232両が調達予定(参照)。


偵察戦闘型

24式装輪装甲戦闘車 (偵察戦闘型)

派生型として偵察戦闘型の調達が予定されている。この派生型は当初、防衛省資料では「共通戦術装輪車(偵察戦闘型)」と表記されていた。


これは24式装輪装甲戦闘車(以降:歩兵戦闘型)と同じ30mm機関砲と7.62mmチェーンガンの砲塔を搭載し、車体後部に監視装置や衛星通信アンテナを装備している偵察車両である。運用人員は車長、砲手、操縦手、監視員、斥候員の5名。


当初は「25式偵察戦闘車」「25式偵察警戒車」といった名称で調達されるのではないかと一部で推測されていたが、『令和7年度装備品等(火器車両関連)に係る各種契約希望募集要項』にて本車の名称が「24式装輪装甲戦闘車(偵察戦闘型)」であることが初めて明かされた。その名称から歩兵戦闘型の派生型扱いとなる可能性がある。


最終的には116両が調達予定。前任の87式偵察警戒車(111両調達)とほぼ同数であり、これを置き換えるものとみられる。


スペック

歩兵戦闘型

  • 乗員数:3名(車長、砲手、操縦手)+8名(車体後部)
  • 武装

偵察戦闘型

  • 乗員数:5名(車長、砲手、操縦手、監視員、斥候員)
  • 武装
    • 30mm機関砲(Mk.44ブッシュマスターII):1門
    • 7.62mmチェーンガン(Mk.52):1門
    • 光学電子センサーシステムMRSS簡易型
    • 衛星通信アンテナ

関連タグ

陸上自衛隊

共通戦術装輪車

16式機動戦闘車 24式機動120mm迫撃砲


歩兵戦闘車 装輪装甲車

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