概要
車高が一般的な立体駐車場に入らない1,550mmを超え、3列シートを持たないハッチバックがトールワゴンに分類される。車内が通常のハッチバックより広いのが特長。
「ハイトワゴン」と呼ぶ専門誌も多く、「二列シートミニバン」と呼ばれることもある。またハッチバックと合わせてコンパクトカーと呼称する場合もある。
ヨーロッパなどではミニバンの呼称であるMPVに含み、呼び分けはおこなわれない。
日本においては1991年に登場した三菱・RVRが先駆けと言える。1993年、軽トールワゴンのスズキ・ワゴンRが爆発的に売れその人気がコンパクトクラスにも波及。日産・キューブやトヨタ・ファンカーゴ、トヨタ・bBなどがベストセラーとなり一定の市場を獲得し、現在に至る。