十尾
じゅうび
「十尾」とは「NARUTO」に登場する尾獣のひとつ。
概要
別名「ダイダラボッチ」「天目一箇神(あまめのひとつのかみ)」「ダタラ」と様々。
最強のチャクラを持つ全尾獣の集合体。九尾(九喇嘛)曰く国造りの神でチャクラの始まり。この世界の地形は全て十尾が創ったと言われている。
そのチャクラはあまりに強大かつ邪悪であり、六道仙人が自らの肉体に封印するまで人々を苦しめていた。十尾の人柱力になった六道仙人の力は、人外の域にまで達したと言われている。
六道仙人は死ぬ少し前に、チャクラを9つに分け、陰陽遁により九匹の尾獣にした。チャクラを抜かれた十尾の抜け殻(別名:外道魔像)は封じられ、月(別名:封印石)になったとされている。
月の眼計画
輪廻眼を開眼したうちはマダラが、外道魔像を月から口寄せしたのが、全ての計画の始まりだった。その後暁を利用することで、各地に散らばった尾獣を人柱力から引きはがし、一~七尾までを魔像に投入させる。
マダラは自身の輪廻眼を一時的に長門へと移植し、裏から彼を操り利用していた。時が来れば、長門による命と引き換えの「輪廻転生の術」の術で、マダラが全盛期の力で復活するためである。転生後、マダラは十尾の人柱力となり、かつての六道仙人の力を手にした後、「無限月読」の術を発動することで、全世界を一つの夢(幻術)で統一することが彼の最終目的であった。