魔人アリス
まじんありす
概要
初登場は『真・女神転生』。
ICBMの投下(ベリアル曰く「神が起こした残酷な運命」)によって幼くして死を迎えるが、二人の悪魔(赤伯爵こと魔王ベリアルと黒男爵こと夜魔ネビロス)によって魂を拾われ、魔人として蘇らせられた少女。
その不幸な境遇ゆえか孤独を恐れ、永遠の友達(死んでゾンビになること)になってくれる存在を求めている。
非常に謎が多いキャラで全体像はまだ完全には明らかになっていない。
「わーいわーい♪」「あのねー……しんでくれる?」
各作品での扱い
真・女神転生Ⅱ
“魔人”としての登場と前作からの復活を果たす。他の魔人が特定ポイントのみの出現に対して、アリスは満月の時に宝石箱を開けた場合でも出現するという特別扱いがされている。
真・女神転生if...
ガーディアンとして出現する一方で、PS版リメイクにて学校の物置に固定キャラとしても登場し彼女と『遊ぶ』ことでガーディアンが付け替えられるようになった。
女神異聞録ペルソナ
御影遺跡B7F(セベク篇)と悪魔の山7F(雪の女王篇)で稀に出現するLv.99の悪魔。
PSP追加された御影遺跡B8以降でも出現する。
交渉は不可能のためスペルカードの入手は出来ず、倒すことで異教の偶像(DEVILベルゼブブ作成に必要)が一定確率で手に入る。
ペルソナ2罰
罰では春日山高校防空壕第八区画で低確率で出現し、カルマリングを装備した状態でコンタクトする事でマテリアルカードを得る事が出来、ペルソナを作成する際に使用する事でLOVERSアリスの入手が出来る。
マテリアルカード入手後はダークアリスが代わりに出現するようになる。
葛葉ライドウ対超力兵団
帝都各地の公衆電話を通してアリスと会話し、ライドウとベリアル、ネビロスが共にそれを追いかけるというイベントがある。アリスと暮らせる場所を帝都の何処かに見出すつもりだという両悪魔の会話から、真Ⅰよりも前の出来事であることがうかがえる。
葛葉ライドウ対アバドン王
女神転生世界のアリスという存在の一端がほのめかされる。
アリスはかつて神の定めた運命によって幼くして死を迎えた少女だったが、ベリアルとネビロスはそれを見て神の理不尽さに憤り、魂を奪ってアリスを復活させた。しかしアリスは悪魔としての肉体を維持できず、魂のみが様々な時空へと散ってしまったという。
その為に“アリス”は過去の世界(if...、葛葉ライドウ)や本来繋がりのない世界(真・女神転生SJなど)に存在できるのである。
真・女神転生 strange journey
アリス自身が依頼するEXミッション『ウサギをつかまえて!』で登場。
主人公がアリスのお願いに従って、セクター・フォルナクス内で逃げ回るイナバノシロウサギを追いかけるという「不思議の国のアリス」を彷彿とさせる内容。だが、“カワハギの刑”と称してイナバノシロウサギを殺そうとする。
なお、シュバルツバースにおけるアリスは“悪魔に愛された少女の記憶”がフォルナクスの力で具現化したものと説明されている。