初出はVer2.1。無印のストーリーモードでよからぬことを企み主人公に斃されたゼウスの娘。
しかし父神もまた誰かを打ち倒してきた故に因果が回ってきたのだろう、と
割り切っており、敵討ちなどは考えていない。
父親は身長3.5メートルで体重250キロという常識離れした巨体だが、彼女は身長1.65メートルと普通である(体重は「不遜な……」といって教えてくれない)。
主人公のもとにやってきたのは、人の身でありながら神や魔を倒してみせる姿に興味を持ったためらしい。
あくまで戦女神としての興味らしい。「勘違いしないように!」と念を押していたが、「【博愛】アテナ」(ver.Re:2)のカード裏では、主人公と一緒にいるとき不安とともに「甘やかな安堵」を感じるようになっている。
「今、私がなんと抗弁しようと、実際のところ私は君のものだ」と言ってしまっているところから見ると、彼女が何かと訝る「この甘やかな安堵」とは恋か何かだろう。
特殊技は「守護女神の智略」。範囲内にいる敵の攻撃力を下げ、さらに攻撃範囲まで狭めることができる。対象となっている敵の数が少ないほど効果は高まる。
【博愛】版では「守護女神の威圧」。範囲内にいる敵の攻撃力を下げ、残りカウントが5の倍数である場合は防御力も下がる。無印版と違い、倒されるまでは使い込むほどに効果が強くなっていく。
見た目
鳥の翼がデザインされた兜の後ろから、金髪の縦ロールがふたつ。手には円錐状の切っ先をした槍を持つ。原典の女神ともゆかりのあるフクロウがカードイラストにも描かれている。
神々の女戦士だが、防具があるのは腕の篭手とブーツ部分のみ。腕やブーツ部分にはオリーブの枝が月桂冠のように巻きついている。
清楚にまとまっているが、胸から上、二の腕、おなか、ふともも、と露出部分は割りと多め。