主にRPGなどで敵を倒したりすると入手することが出来るポイントであり
大体の場合一定量を集めるとレベルが上がりキャラクターが強くなる。
経験値を英語化したExperience PointからEXPと略することもある。
最初に経験値というものを導入したゲームは世界最初のRPGと言われる「ダンジョンズ&ドラゴンズ」である。
このシステムはプレイヤーがキャラクターが目的遂行の度に強くなる、ということから
感情移入を促したり、楽しさを与えるシステムであったことから以後のRPGでも採用されることとなった。
その為、ウィザードリィやドラゴンクエスト等でもこの経験値システムが採用されている。
一方で経験値システムを採用せず別の成長形態をシステムとして用意しているゲームも存在する。
例えばロマンシング・サ・ガではキャラクターは経験値という具体的な数値は持たず
熟練度という形式で使った技能や武器の強さがアップする、という形態を取っている。
日本ではドラゴンクエストシリーズの爆発的人気があってか
RPGというのを「仮想世界の主人公になりきって楽しむ」という本来の目的から
「経験値を稼ぎ、キャラクターを強くしていく(戦闘を楽しむ)」というジャンルにシフトしているとも言える。
RPG以外のゲームジャンルでも経験値という概念が用いられる事があるが
大体の場合はRPGのそれを踏襲したシステムになっている。
そして日本でゲームが人気になってくると現実世界でも経験値という言葉が用いられる場面も時折出てきた。
例えば「恋愛経験値が上がった」等の表現が良い例である。
変換候補の関係上、経験地と表記される場合もあるが間違いである。