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自動返送札

じどうへんそうにふだ

『ドラえもん』に登場する、ひみつ道具の一つ。及び同名のエピソードの一つ。
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概要編集

てんとう虫コミックス17巻及び、藤子・F・不二雄大全集5巻に収録。


品物を本来の持ち主に返送する際に使用する荷札。物にこれを付けて道端などに放っておくと、その持ち主の家の方角へ行く通行人がそれを拾い、家まで届けてくれる。


アニメにおける原作との主な相違点編集

大山版は1985年2月1日に、水田版は2022年12月10日にそれぞれ放送している。


1985年版編集

  • 冒頭のジャイアンの台詞のうち「いつか」は「必ず」に変更。またのび太も「生きてるかいがない」の後に「死んだ方がマシなくらいだ」と続けていた。
  • パパは小遣いをやるからと言って、のび太にゴルフバッグを届けさそうとしていた。またこの当時、野比家の2階へとつながる階段は両端が壁になっていたため、のび太は居間に隠れていた。
  • マンガを拾ったのはしずかになっている。また途中で荷札がはがれたのはのりが薄かったからで、のび太は自分が落とした物かもと言って彼女の気を引いている間にドラえもんが再び荷札をつけた。
  • のび太がゴルフバックに荷札を付けようとした際、ドラえもんは「お小遣いをもらうんだったら、自分で届けるべきだと思うんだけどな」と意見していた。
  • 迷子になった少女は原作では『パーマン』のがん子に似た顔つきだったが、今回は少し違っていて、そばにはしずかがついていた。
  • ドラえもんとのび太は、ゴルフバックを返さないなら警察を呼ぶとまで言っていた。またこの家の男性は先生と同じような髪型をしていて、この2人には怒りながら訳を話していた。そして一方、2人が帰って行く下で、太田さんはいつまでもゴルフバッグが帰って来ず家の前で首をかしげていた。

2022年版編集

  • サブタイトルが「バトンタッチでおまかせ!自動返送荷札」に変更。
  • スネ夫のママは外行き用のドレスを着ていて、首にはネックレスもしていた。
  • スネ夫の家から帰る途中のび太は荷札をドラえもんから借りようとしたが、「どうせろくな使い方をしない」と決めつけられたためパパのために使いたいと言って泣き出し、荷札を貸してもらった。だがこれはパパのためではなく、自分に張り付けてドラえもんにおんぶしならが家まで運んでもらうことに使用した。また帰宅した時、パパは仕事で忙しかった。
  • 少女は川のそばで泣いていて、この後引っ越し用のトラック、消防車、ヘリコプターに乗って家族の元に帰っている。

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