概要
第4話の被告人。
映画制作会社「英都撮影所」に所属し、「大江戸戦士トノサマン・丙!」のトノサマン・丙役を務める人気絶頂のアクションスターで、キャッチフレーズは「春風のようにサワヤカなアイツ」
少々頼りない感じが漂い、何かにつけてトランシーバーの役割を持つブレスレットで関係者に連絡を取る癖がある。
同じ時期にデビューした藤見野イサオとは公私に渡って険悪なライバル関係と噂されていたが、王都楼本人は眼中に無かったとの事。
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ここからネタバレ
実は事件の真犯人である。正確には虎狼死家左々右エ門に藤見野イサオの殺害を依頼した張本人。
普段の頼りない性格は演技であり、その本性は冷酷で自己中心的極まりなく、他の人間を自分の道具だと平然と吐き捨てるほどの悪漢で女性にもだらしがない。
殺し屋に藤見野の殺害を依頼した理由も自分の手を汚したくないため(しかも名義はマネージャーの華宮霧緒)であり、そればかりか殺し屋が殺害の依頼をネタに自分を強請ってきた時の保険と称してイサオの楽屋にカメラを仕掛けて殺害の一部始終を盗撮し、ビデオテープに録画していた。
だが、これがアダとなり、冥がイトノコ刑事の代わりに持ってきたビデオテープの内容を成歩堂によって虎狼死家にバラされ、依頼人との信頼関係を重んじる虎狼死家の怒りを買い、彼から裏切り行為とみなされて契約を打ち切られた上に次のターゲットにされてしまう。
こうして虎狼死家に命を狙われる羽目になった王都楼は、錯乱して役者の命である顔をメチャクチャに引っ掻きながら自身の有罪を叫び、御用となった。