概要
2023年から「DaFuq!?Boom!」ことAlexey Gerasimov氏がSource FilmMakerにて制作し、Youtubeにて投稿している、1エピソード約30秒~5分程の3DCGのアニメーション動画。(最近では総集編等で10分超えの動画もある。)
内容は、トイレから人間の頭が生えたクリーチャー「スキビディトイレ」と、それに対抗する機械の顔をしたアンドロイド達、The Alliance(アライアンス)とのバトルを描いたアニメーションである。
初期(第1話~第6話)はネットミーム等を用いたネタ動画だったが、第7話で DaFuq!?Boom!氏が異形頭のカメラマン達とのバトル動画を投稿して以降そちらが人気を博し、現在ではバトルアニメーション路線となっている。
又、人気はアライアンス達の方が高く、SNSやpixivのファンアートも多く存在する。
投稿後から人気を拡大し、再生回数1億回、ショート動画ver.では3億回以上を突破するエピソードも現れるなどしている。
現時点の最新話は第77話フルエピソード版となっている。
更にはこの作品を原作としたファンメイド作品やモバイルゲーム、
トランスフォーマーシリーズのマイケル・ベイ監督による映画化・ドラマ化の計画が存在する。
登場するキャラクター
スキビディトイレ
タンク付き洋式トイレから人間男性の頭を生やしたクリーチャー。
種類が多く、男性以外にも女性個体やそもそも人間の頭部では無い個体等も存在し、数も無尽蔵である。
基本的に、レバーを引いて水を流されると頭が流されてしまい撃破される。物理攻撃でも撃破可能。
また、常に自分たちの種族を賛美する歌を歌うが、これを聞いた人間はスキビディトイレになってしまう。
歌の元ネタはビーザー・キング(Biser King)というアーティストの楽曲「Dom Dom Yes Yes」のリミックス版。
詳しくは「スキビディトイレ」を参照。
カメラマン
スキビディトイレと同じく第1話(フルスクリーン版にて確認可)から登場している。アライアンスに加盟しており、スキビディトイレ達と敵対している。
その数と種類も豊富で、「ノーマル」「ラージ」「タイタン」「ウーマン」等やその派生型が存在する。
動画内の一人称視点は基本的に彼らである。
詳しくは「カメラマン(Skibidi_Toilet)」を参照。
スピーカーマン
第24話以降から登場する、顔がスピーカーになっているアンドロイド。
アライアンスに所属し、カメラマンやテレビマンと共に戦ってている。
顔からは通常の音や音楽に加えて爆音が出せ、爆音を利用しナイフ等の物や敵を吹き飛ばすことができる。
彼らもカメラマンと同じく「ノーマル」「ラージ」「タイタン」「ウーマン」などが数多く存在する。
詳しくは「スピーカーマン(Skibidi_Toilet)」を参照。
テレビマン
第39話以降から登場する、顔がテレビになっているアンドロイド。
アライアンスに所属し、戦闘やカメラマンとスピーカーマンの支援を行っている。
顔のテレビ画面から様々な効果を持つ光を出す事が可能で、これらを駆使し敵達を殲滅している。
また、他と異なりテレポートが可能。
彼らも「ノーマル」「ラージ」「タイタン」「ウーマン」などが存在する。
詳細は「テレビマン(Skibidi_Toilet)」を参照。
アストロトイレ
とある理由によりトイレ軍から造反したグループ。アライアンスとも敵対している第三勢力。
知能や戦闘力が極めて高く、他とは異なる近未来的な装備で武装している。
また超高速移動が可能で、個体によってはワープやレーザー攻撃、バリアの展開などを行う。
詳しくは「アストロトイレ(Skibidi_Toilet)」を参照。
人間
第1話から時々登場しているただの人間。市民や軍人、研究者等が居るが、大半がモブである。
基本的にストーリーに絡む事は少いが、最近では物語の秘密が明かされると共に存在感が増してきている。
詳しくは「人間(Skibidi_Toilet)」を参照。
シークレット エージェント (Secret Agent)
第45話冒頭で初登場した、製作者であるDafuq!?Boom!氏のアイコンの人物と似ている謎の人間(?)。
Half-LifeにおけるG-manの様な雰囲気を持ち、作中での立ち位置にも類似性がある。
現れるエピソードはまちまちで、行動意図や真意も不明だがストーリーの根幹に深く関与しており、作中の最重要キャラクターの1人である。
詳しくは「シークレットエージェント(Skibidi_Toilet)」を参照。
余談
・現在のバトル路線と比較して、最初期(第1〜第6話)のネタ路線は方向性が異なるため、「初期エピソードは正史ではないのでは?」という予想もあった。
しかし、後に作者が「ほぼ全て正史」と発言した為、最初期のエピソードも(ほぼ全て)正史だと判明した。
・キャラ名等はファンが呼称するものが多いが、一部は作者が公称を定めている(公式ストアやSNS等で確認可能)
・第77話フルエピソード版ではニュージーランド(オークランド諸島)、ロシア(ハバロフスク)、イギリス(バッキンガム)、カナダ(ハリファックス)、日本(大阪。なぜか歌舞伎町がある)、アメリカ(アラスカ)が登場し、戦いの範囲が全世界に及ぶことが改めて確認された。
・著作権関係なのか、フルスクリーン版ではスキビディ賛歌や音楽などの音声が一部消えている場合がある(特に39〜45話)他、使用楽曲も変わる場合も。
その為、スキビディ賛歌はリズムを変えたり、歌詞の一部分の繰り返しなどで対処している。
・実は「Dom Dom Yes Yes」のアレンジの出処はSkibidi Toiletが最初ではなく、「skibidi bop yes yes yes」という同じ作者の動画である。
・世界的に有名になった結果、雑誌「Forbes」からのインタビューを受けている。
シリーズ制作理由として、作者は「トイレから頭や手が出ている」悪夢を繰り返し見たのがきっかけだと回答している
(実際、"トイレ+人間"という組み合わせは他の作品にも見られる)。
また、「物語の大体の流れは既に最後まで考案しているが、その過程は凄まじいものになるだろう」「何人かのファンは部分的に鋭い考察をしている」とも示唆している。
・Forbes以外にも、海外のYouTuberからも度々インタビューを受けており、そこでは裏設定や今後の展望、新しいキャラクター(ネタキャラ含む)、注目エピソードといった重要な事柄を話している。
・作者によって服飾品やタンブラー、ノートブックといったSkibidi Toilet関係の商品が公式ストアから展開されている。
また、Bonkers Toysという企業と複数年のライセンス契約を締結し、2024年10月1日より公式の玩具を順次販売開始した。
※注意点として、現在日本国内のおもちゃ屋等で販売されているぬいぐるみやストラップといったものは全て海賊版であるため、それらの購入は推奨されない。
・最新動画の公開が近づくと、discordや公式ストアのホーム、公式Instagramにリーク画像や文章が公開される。
最近ではXの公式アカウント(告知・連絡用)やロブロックス内で公開することもある。
※トロールリーク(ジョーク)や下ネタ♂もあるが、それらにも本編に関連した要素が含まれていたりする。
・投稿した内容に不備があった場合修正を行うことがあり、描写がより細かくなったり内容が変わったりする。
(例:第67話part4でトイレ軍のマークが判明した際、ナチスの鉤十字に似ていた為、YouTubeにモザイクを掛けられた。
現在はG-manスキビディトイレが目からレーザーを発射している絵に変わっている。)
7話、17話、27話、37話、47話、57話、67話、77話と重要な出来事が起こっているため、「下1桁が”7”の回は何か重要な出来事が起こるのでは」と予想するファンもいる。
※実際は、下1桁が7の回のみで重要な出来事が発生しているわけではなく、作者からの言及も無いため詳細は不明。
関連動画
ショート版
フルスクリーン版
関連タグ
外部リンク
- DaFuq!?Boom!!氏のYouTubeチャンネル
- dafuqboom!!氏の公式ストア
- Skibidi Toilet wiki(英語版)
- Skibidi Toilet wiki(日本語)
- トイレ型ゾンビと激闘をくり広げるCGショート動画「skibidi tilet」がゲームアプリ化
- 海外で有名雑誌であるforbesにてDaFuq!?Boom!!氏がSkibidi Toiletについてインタビューを受けた際の記事。(捉え方によってはネタバレが含まれてるいる可能性があるため注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り(多大なるネタバレ注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り2(多大なるネタバレ注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り3(多大なるネタバレ注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り4(特に多大なるネタバレ注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り5(多大なるネタバレ注意)
※以下重要なネタバレ(かなり下に記載な為スクロール推奨)
・とあるYouTuberからの質問に対し、作者が「Skibidi_Toiletの世界と
MULTIVERSE OF BEATBOX(skibidi Toilet以前に投稿されていたシリーズ)の世界には何らかの関係があるかもしれない」と返答している。
※以下更に重要なネタバレ(かなり下に記載な為スクロール推奨)
YouTuberのsteak氏の配信において、「Skibidi_Toiletのエピソードは全部で何話まであるのか」という質問に対し、作者が
「💯(100話まではある)」
と回答した。(100話で終わる可能性も高いが、後に100話を超える可能性を作者が示唆している)