概要
トロの中でも限られた部分にしかないので現代こそ貴重な大トロだが、江戸時代までは余計な脂身(いらないもの)という扱いであった。
これには当時保存技術が発達しておらず、大トロの劣化を防いだ状態で保管できなかったため。
故に生ではなくねぎま鍋として食べられることが多かった。
しかし、戦後以降は味を再認識されて現在のような高級食材になった。
これには冷蔵庫の普及/発展もさりながら、肉食文化の浸透も大きく関与している。
脂の味が舌を化かしマスキングしやすいため、わさびを強めに効かせるのが美味しい大トロ握りを作るコツとされる。
その他
- 「戦国無双シリーズ」の某武将の愛称としても親しまれている。詳しくは該当記事を参照。
- 「大阪市高速電気軌道」、通称「OsakaMetro」の略称として稀に「大トロ」が用いられることがある。いわゆる言葉遊び。
- 「逆転裁判2」の登場キャラクター、「王都楼真悟」の名前の元ネタ。