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スロウスの編集履歴2013/10/11 15:57:45 版
編集者:妙ちゃん
編集内容:TVアニメ2003年版に文章を追加しました。

スロウス

すろうす

スロウス(Sloth)とは、七つの大罪の一つで「怠惰」を意味する言葉。または各創作物のキャラクター。

スロウスとは、

  1. 七つの大罪における『怠惰』。
  2. 1 を由来とするキャラクターの呼称。本頁にて説明する。

鋼の錬金術師のスロウス

作品ごとの設定

原作漫画及び2009年版アニメと、2003年アニメでは別人。

これは、2003年アニメ製作当時には、原作ではまだスロウスが未登場であったためである。

原作及びTVアニメ2009年版

cv:立木文彦

アメストリスの地下で国家錬成陣のための「円のトンネル」掘りつづけていたホムンクルス

本格的に活躍するのはブリッグズ編から。「お父様」により5番目に創造された「怠惰」のホムンクルス。

ウロボロスの紋章の位置は右肩の後ろ。名の通り極度の面倒臭がりやで、「めんどくせぇ」を口癖とする。

伸び放題の髪に極端に発達したゴリラのような上半身を持ち、ホムンクルスの特有の幾何学模様は顔の右半分にまである。裕に4mはあろうかという巨躯の持ち主であり、真の姿のエンヴィーを除きホムンクルスでは最大の体躯。

能力

怪力と戦車や砲弾もものともしない強靭な肉体を武器とするが、彼自身の固有能力は驚異的なまでの速さ。人間では目視不可能なほどのスピードを発揮できる上に、一瞬で最高速度まで到達する瞬発力まで有している。そのため「最速のホムンクルス」を自称している。

その巨体と重量を載せた全てを破壊する超高速の突進を最大の武器とする。(尚、速過ぎて当人もぶつかるまで止まれない)

両腕の鎖は自分でもコントロールできないスピードを抑制する為に「お父様」が与えたもの。戦闘時にはこの鎖も充分な武器となる。

しかしめんどくさがり屋なので普段はその本来の力をさっぱり使わない。

劇中での活躍

トンネルを掘っている最中にブリッグズ要塞の地下に行き着いてしまい、そこでオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将率いるブリッグズ勢とエルリック兄弟の共同戦線と激突。地上まで引きずり出された後、寒冷地用の燃料を浴びせられたまま要塞の外に放り出されて凍り漬けにされてしまう。

しかし、ゾルフ・J・キンブリーの見舞いとブリッグズ要塞の視察に来ていたレイヴン中将がブリッグズ勢を言いくるめたことで地下に戻され、レイヴン中将に諭されてトンネル工事を再開。

その後セントラルでの最終決戦前の年末にトンネルを掘り終え、その後はお父様の護衛として付いて回るようになる。

そして最終決戦で中央司令部内で反乱を起こした少将の前に立ち塞がり、途中で援護に入ったアレックス・ルイ・アームストロング少佐や少将の説教に感化された司令部の兵士たちと激突。

次々と増える増援を前に遂に「最速」を解禁してあと一歩まで追い詰めるも、助太刀に入ったカーティス夫妻の登場で一気に形勢を逆転され、最期は床に錬成されていた棘にどてっ腹を刺され、そこで賢者の石の残量が尽きて消滅。今わの際まで「めんどくせぇ」と言って散っていった。

TVアニメ2003年版

原作には登場しない2003年版オリジナルキャラクター。

エルリック兄弟が母親であるトリシャ・エルリックを蘇らせようと人体練成に手を出した結果生み出された、「人の形をしてなかった化け物」を素体とするホムンクルス。ウロボロスの紋章は左胸。

生前のトリシャは原作とは異なり、夫に依存するあまりに、夫が失踪した後には育児に消極的であったり、病気の治療をせず緩慢な自殺を迎えるなどの怠惰な面があったため「スロウス」となった。

ただし、トリシャと完全な同一人物ではなく、実質的には別人である。

性格はトリシャとは正反対で、狡猾な性格。非情に知謀に長け、ホムンクルスの中では新参者であるにも関わらず、「ジュリエット・ダグラス」の名前でキング・ブラッドレイの秘書として活動するなど優遇されていた。

能力は身体の液状化。

水道管を通り滴の様にしたたった水溜りから再度人型になったり、身体を伸ばす事で間合いを一瞬でつめる、他人を自らの肉体で拘束する等も可能。

余談だが、キャラクターデザイン担当の伊藤嘉之氏によれば、スロウスの衣装はウエディングドレスをモチーフにしたとの事である。

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編集者:妙ちゃん
編集内容:TVアニメ2003年版に文章を追加しました。
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