ヤマツカミとは、モンスターハンターシリーズに登場するモンスターの一種である。
概要
大型の古龍種、別名「浮岳龍」。
触手を垂らした山のような体をしており、空中に浮きながら4本の太い触腕と2本の細い触手を垂れ下がらせている。
口は前方に開き、巨大な臼歯が確認できる他、触腕には指が確認できるなど脊椎動物としての特徴は備えている。短いが尾も存在する。
食物を腐敗させて生成した体内のガスで自らの巨体を浮かせているとされている。
常に空中に浮かんでいるが攻撃を加えていくと腐敗ガスによって膨らんでいる体が徐々に萎んでいき、
一定のガスが抜けると巨体を空中に保てなくなり落下していく。その際に体表に生育する苔や木を、
上に飛び乗って剥ぎ取ったり対巨龍爆弾を設置出来る(ちなみに捕獲用麻酔玉でも落とすことが出来る)
触手を叩きつけたり体を回転させ攻撃したり、ボディブレスなど巨体を生かした攻撃をする。
また大雷光虫を口から吐き出すこともあり、吐き出された大雷光虫はしばらくすると動きが
不規則になり、最終的には爆発してしまう(この固体は落し物をしない)
またグラビモスやウラガンキン同様に体から爆炎を放出することもできる。
寿命は計り知れないほど長いといわれ、また海洋を越えてその生存が確認されている。
古龍観測所に保存されていた絵にもヤマツカミらしき生物が描かれていた。
また『モンスターハンター フロンティア オンライン』(MHF)では稀に密林の上空を飛んでいるのが目撃できる。
キリン同様に、一般的に連想される龍の姿はしていない。しかし分類が難しいと言う点、
そして太古から存在したと言うその存在が、ヤマツカミを古龍と分類せざるを得なかった所以とされる。
ちなみに公式な設定として「先祖は海洋生物であった」というものがあり、あながちタコツカミというあだ名も冗談ではすまないかもしれない。
囲みに、ヤマさんと言う愛称で呼ばれる事もあり結構親しまれてる存在でもある。
P2nd
ヤマツカミは『モンスターハンター2(dos)』で初登場したモンスターで唯一『モンスターハンターポータブル 2nd』(MHP2)に登場しない。
その理由として「ポータブルは初めてモンハンをプレイする人にも遊びやすくする」というコンセプトがあったため、「初見では対応が難しい・戦い方がほとんど固定されてしまう」ヤマツカミがシリーズ初心者には難しいだろうというものである。ちょっとひどい扱いである。
続編である『モンスターハンターポータブル 2nd G』(MHP2G)には無事再登場を果たした。
また、モンスターハンター4に素材のみ存在している。ヤマツカミ自体とは戦えない。