概要
モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ2話、9話、10話に登場する怪獣。
髑髏島の巨神劇中で語られた駆逐艦USSロートン襲撃事件の犯人であり、ランダが目撃した存在でもある。
特徴
典型的なワイバーンの姿をしているがチョウチンアンコウかエソのような頭部、軟条のような繊維で構成された翼など要所に魚のような特徴を持つ。
大きさは推定60m前後とモンスターバースの怪獣としては小柄な部類であるが、相当な怪力を持っているようで、破壊したUSSロートンを数千マイル離れたフィリピンのジャングルに持ち去っている。
この他にも口から真珠層を形成する粘液を吐くことができ、獲物に吐きつけて拘束に用いる他、ダメージはないもののゴジラの顔に吹きかけて怯ませている。
活躍
最終話にて地底世界からの脱出を試みる主人公一行の前に飛来、事実上のラスボスとなる。戦うすべがない主人公たちが絶体絶命に陥ったその時ゴジラが出現、イオンドラゴンはゴジラに襲い掛かる。
圧倒的な体格差もお構いなしに背後からゴジラに突撃。噛みついてダメージを与えるがゴジラに尾の先端を引きちぎられ、怯んだところを投げ飛ばされる。
だが即座に体勢を立て直すと、口から放つ真珠層液をゴジラの顔面に噴射。ゴジラを怯ませて放射熱線を阻止しそのまま尻尾でゴジラの顔を殴打するなど体格以上に善戦する。
だが、接近しすぎたことが仇となり、ゴジラに捕まって至近距離から熱線を浴びせられてしまう。それでもなおゴジラに吠えかかって噛みつこうとするタフネスと凶暴性を見せたが、ゴジラに掴まれたまま岩に叩きつけられた挙げ句翼を片方引きちぎられて悶絶。
最後は放り投げられてワープゲートに消えていった。
その後の生死は不明。
時系列で言えばゴジラが怪獣王として君臨したキング・オブ・モンスターズよりも前の出来事とは言え、圧倒的な体格差もお構い無しにゴジラに戦いを挑む凶暴性。そして必殺の熱戦を食らっても抵抗する余力を見せるなど小柄ながら侮れない怪獣であった。
関連イラスト
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大コンドル:とんでもない体格差にもかかわらずゴジラに戦いを挑んだ先輩。同じく一蹴されたが、こちらは熱線に対して全く耐えることはできなかった。