陳宮とは三国志時代の人物、字は『公台』
概要
呂布の軍師として有名だが、その前は曹操に仕えており、演義では呂伯奢の家の者を曹操がすべて殺した事でその人間性から曹操の元を去ったとされる。曹操の陶謙攻めに乗じて、呂布を奉じて曹操に対し反乱を企て、以降呂布の軍師として様々な献策をするが、必ずしも用いられたとはかぎらず、それどころか呂布に対しても反乱を企てたとして疎まれ、結局は呂布は滅亡、陳宮も捕らえられ、その才能を惜しむ曹操に降ることをよしとせず、198年、刑場の露と消えた。
曹操に対する反乱の動機が不明であるなど(ゆえに創作作品では様々な解釈がされている)、人物や実績に対する評価はまちまちではあるが、死に際して曹操がその才を惜しんだことは正史にもあるので、軍師としての能力は優秀であったというのが定説である。
創作作品において
横山三国志
蒼天航路
そのギョロ目が特徴的。呂布を選んで反乱を企てたまでのあたりは前述の通りだが、人間関係はむしろ良好で、呂布が唯一信頼していた人物であり、陳宮が裏切った味方に捕らえられた際に絶叫した場面は名シーンである。
真・三國無双シリーズ
7猛将伝から登場。モブでは初代からおり、5では、モブ武将としてはもったいないほど数多くのシーンがあった。
そのこともあってか、7発売後に週刊ファミ通誌上で行われた、次に登場して欲しい無双武将アンケートで一位に選ばれる。その際に公開されたイメージイラストがそのままキャラデザインに採用され8でプレイアブルキャラとして参戦した。
呂布勢力シナリオが主な活躍の場であり、曹操軍として『虎牢関の戦い』で彼と出会ったのがきっかけで、呂布に惹かれる。
呂布を気に入った理由は、曹操が董卓を暗殺できなかったものの、呂布はそれを成し遂げたから、であるらしく、自分の才能を活かせる人物と判断したから、だそうである。
いわゆる、ピエロのような役と、箱入りお嬢様に振り回されまくる、じいやの役を合わせた感じであり、呂布の暴走を止められないとIFルートに入れない。
喋る度に、演劇でしゃべっているようなそぶりをみせる。
また、また、感嘆符などを二度続けてながら話す癖がある。
「まさに、まさにぃ↑」「ですから、ですからぁ↑、呂布殿〜」のように。
二度目の時に力が入って声が上ずるのもポイント。
ただ、呂布を引き立て、自分は知略でそれを支えていくという、彼なりのしっかりとした美学があり、単純に権力を欲する人物達とは一線を画す。
恋姫†無双シリーズ