氷海(モンスターハンター)
ひょうかい
概要
周囲の海面に巨大な流氷が浮かぶ寒冷地帯。
大きくせり出した棚氷と、巨大な渦潮のある広大な海が特徴。
海上からは極寒の潮風が容赦なく吹き付けており、大渦に流氷が次々と飲み込まれていく様子が確認できる。ィールド中心部には巨大な氷山が存在しており、この氷山周辺では吹雪が止むことはなく、雪原に常闇を生むことすらあるという。
旅団の看板娘によると、何らかの気候変化で瞬時に凍りついた海らしく、凍りついて以来、現在まで変わらずそのままなのだという。
急激な天候変化というと、強大な能力を誇ることで知られる「古龍種」の影がチラつく。
一部のハンターの間では、このフィールドに存在する謎の巨大化石(後述)との関連性が指摘されているが…。
フィールド名こそ氷海だが、実際に探索することになるのはかなり大きな氷山である。
エリア1、2、7、8は氷山の麓にあたり、そこから氷山を登っていく形での探索になる。
エリア1は氷海に隣接しており、ここから前述の渦潮が確認できる。
このエリアにはポポが生息しており、さらに好物であるポポを求めてティガレックスが飛来してくる。
エリア2には釣りポイントがあり、カジキマグロなどの魚類の他にも、ザボアザギルを釣りあげることができる。エリア4は氷山の頂上付近にあるようで、周囲は常に暗雲が取り囲んでいる。またクシャルダオラの抜け殻が存在し、朽ちた龍鱗を採取することが可能である。
が、残念ながら(?)フルフルベビーを入手することはできない。
このクシャルの抜け殻は、我々が通常目にする個体よりも遥かに大きな体躯を持っている。
討伐したクシャルダオラを横に並べてみると解るが、通常のクシャルダオラがまるで子どものようなサイズである。
エリア5・6は洞窟で、フルフルなどが天井を利用した攻撃を行ってくる。
エリア6の氷壁は「なぞの粘着液」に覆われており、ハンターがよじ登ることもできる。
壁面から天井のつららへと飛び移ることも可能となっている。
また、エリア6の氷壁の中にはモンスターの化石らしきものが埋まっているのだが、頭部だけでもそこらの大型モンスターを軽くしのぐ大きさであり、間違いなく超巨大モンスターに分類されるであろう巨躯を持っている。龍が生息するためか、通常フィールドにもいにしえの龍骨が落ちている。牛の頭骨のような採集ポイントからはいにしえの龍骨×2も手に入るので、こまめに集めよう。ネコの巣であるエリア8のみ緑に覆われたエリアとなっており、そこには山菜爺さんもいる。また、ノラオトモもここでハンターが来るのを待っている。
尚、緑に覆われてはいるが、強風のせいなのか寒冷エリア扱いとなっているので、ホットドリンクなしだとスタミナがみるみる減っていく。
出現モンスター
余談
MH4発売前には、氷山頂上付近を中心として暗雲がかかる風景画像や「吹雪が発生している」との情報から、クシャルダオラが関わっていると淡い期待を寄せるハンターも居たのだが、後に公開されたPVによってクシャルダオラの参戦が確定し、この期待は現実のものとなった。
半ば諦めていたハンター達が歓天喜地したのは言うまでも無いだろう。他方、このフィールドには意外にも小型鳥竜種たちが登場していない。
ギアノスやバギィといった寒冷地に棲む鳥竜種の登場を予想する人は多かっただけに、実際に赴いて彼らが居ないことに驚いたハンターも多かったとか。ちなみに、MHF-Gに登場する狩猟フィールド:極海とは共通点が多い。BCを除く全エリアが寒冷、海に浮かんでいる、氷漬けにされたモンスターが確認できるなど。MH4の発売延期がなければ登場時期まで一致していたかもしれない。(モンスターハンター大辞典wikiより)