概要
プレイヤーの所属するキャラバン「我らの団」のメンバーの1人。
クエストの受付を担当しており、基本的にオフラインのクエストは彼女から受注することになる。
ギルドガールでは珍しく眼鏡をかけている。
作中では最後まで本名は不明のままであったが、2014年8月に開催された10周年記念のモンハン展にてソフィアという名前であることが明かされた。
自分のメモ帳「超☆メモ帳」を沢山のモンスター情報で埋めるのが目標らしく、知的好奇心が旺盛。
プレイヤーがクエストに出かけようとすると、
「私も付いて行こうかな」
「素材を私に下さい!!」
などと言ったり、果ては
「モンスターに噛まれた痕をスケッチしたいから見せてください」
「ネルスキュラの鋏角の動きを再現して見せてください」
「帰ってきたらグラビモスがビームを吐く様子を再現して見せてほしいです」
などと言い出す始末で、そのたびに主人公のハンターを呆れさせている。
ちなみに、グラビモスのことはかなりお気に入りらしく、クエスト受注時には「グッラビッモス!! グッラビッモス!!」とかなりはっちゃけた様子を見せている。
絵を描くのが好きで、超☆メモ帳にはモンスターの情報を自作の絵付きで書き記していたり、ハンターが仕事を請け負うなんでも屋のチラシを作った時にもハンターの絵を描いていた。
だがその絵心はもはやシュールの領域で、チラシのハンターは周囲が詐欺だと言ってしまうくらい睫毛が盛られてあったり、EDで僅かに確認できる超☆メモ帳に描かれたモンスター(ケチャワチャ、ティガレックス、ゴア・マガラ、フルフル)もまた…。
事件終了後、バルバレのギルドマスターにこのメモを資料として提出したらしいが、案の定ギルドマスターは困惑していたという…。
奇妙な発言ばかりが目につくが、曲がりなりにも様々なモンスターの情報を会得してきたギルドガールであるため、いざという時にはプレイヤーの役に立つ助言をしてくれることもある。
中盤、シナト村へ向かう途中で、船が正体不明の謎のモンスターの襲撃を受けた際にも、そのモンスターの正体を掴むまでには至らなかったものの、誰よりも早く狂竜症に関する情報を探し出し、主人公のハンターに忠告を与えるという活躍を見せている。
さらに、MH4Gになってからもその情報収集の早さは健在なのか、看板モンスターとの戦いの中でも彼らが引き起こす状態異常についても教えてくれる。実際、攻略サイトなどの情報に頼らないまま初戦に臨んだハンター達のうち一部は彼女のおかげで命拾いした、なんてこともあっただろう。…ただ、そのタイミングは「初めてその状態異常になった時点で」なので、「もっと早く言ってくれ」と思ったハンターも(多くはないだろうが)いた…のだろうか?
また、あるモンスターとの決戦では、ハンターが普段のように帰ってくると信頼している様子も見られる。
「今日はいつもと同じ日です。ねっそうですよねハンターさん。いつものように笑って帰って来て下さい。」
…が、この流れは死亡フラグが立つシーンをも想起させるであろうものなので、まだモンハンをよく知らない者(MH4でデビューした人とか)の中には「よもやハンターが死ぬのか」などと思った者も居たかも知れない。まぁ、ゲームシステム上そんなことはないので安心していいが。
MH4Gでは、ストーリーをクリアすると、おまけとして「我らの団」絡みのクエストがいくつか追加されるのだが、ソフィアの場合は、自分の研究を王立学術院の書記官に認めてもらうべく、様々なモンスターの狩猟を依頼するというものになっている(ちなみに、彼女のクエストはソロ用のリオレイア希少種の上位個体の狩猟や、唯一のモノブロス亜種のG級個体の狩猟など、地味に有用なものが多い)。
当初は彼女のことを気に留めていなかった書記官も、送られてくる研究成果を見るうちに徐々に彼女のことを認めていき、最終的に学術院へ来て研究することを認めるまでになる。
しかし、ソフィアは主人公のハンターへの依頼で有り金をすべて使い切ってしまったため結局学術院へ赴くことはできず、もう一度我らの団に留まり、一からすべてをやり直すことを心に誓うのだった。
MHXでは団長とともにベルナ村を訪れており、モンスター研究の最先端である龍歴院に感銘を受ける。そして、龍歴院の主任研究員に認めてもらうべく、またしても独自にモンスターの生態研究を開始し、主人公のハンター(MH4シリーズの主人公とは別人)に様々な依頼をしてくる。
余談
- 「旅団チケット」というチケット素材を集めることで、「エコールシリーズ」という旅団の看板娘になりきれる防具を作成することができる。当然ながらこの防具を着用できるのは女性キャラクターのみである(男性キャラクターの場合、団長になりきれる「ホークシリーズ」という防具がこれに該当する)。
- 彼女の初恋の相手はブラキディオスとのこと。目的に真っ直ぐ進む姿やたくましさに一目惚れしたらしい。オフラインには彼女が依頼主であるブラキディオスの狩猟クエストがあり、クリアすると「情熱のラブレター」という勲章がもらえる。詳細はこちらも参照のこと。
- 事件終了後、筆頭ルーキーから告白されているが、本人にその気はなかったらしく、筆頭ルーキーからの猛烈なプロポーズを終始適当にあしらっていた。…が、それが災いして、彼女に良いところを見せようと躍起になった筆頭ルーキーが「ゴア・マガラやラージャンを1人で狩猟する」という無茶な行動に走ろうとしたため、筆頭リーダーから要請を受けた主人公のハンターが、先回りして狩猟する羽目になった。一方でルーキーは超☆メモ帳について真っ当に評価した(ルーキーはMH4G作中で実は読書家である事が明かされており、「絵はユニークだが、どんな学術書にも書かれていない面白い内容だった」とのことなので下心からの発言ではない)数少ない人物であるため、「ルーキーさんと仲良くなれて、とても楽しいです」と友人としては仲良くなっている。
- ボードの留め具を外そうとしてクエストの張り紙を撒き散らしたりとかなりのドジっ娘という一面もある。
- 「まぁ素敵。」「~ですか?そうですか。」という風な天然っぽいしゃべり方をする。
- 団長曰く、絶対に彼女に酒を飲ませてはいけないらしい。…酒乱なのだろうか?なお、ドンドルマでは「受付嬢と一緒に酒を飲んだが、受付嬢に酒を飲ませたことを後悔した」と発言する住民がいる。
- 団長同様、ネーミングセンスが独特。前述の超☆メモ帳の他に、MH4/MH4Gで回復薬グレートを作るのに必要な「薬草」「アオキノコ」「ハチミツ」これら3つをまとめて『グレート☆御三家』と呼んでいた。
- とあるムービーでふとももがドアップで映っている。その影響からか、pixivでもふとももが強調されたイラストがかなり多い。
- 作中で度々「決戦に向かう主人公の帰りを信じて待つヒロイン」としての立ち位置が強調されており、ハンターとの決して揺るがない信頼関係から「主人公ハンターの嫁」扱いするプレイヤーもいる。