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メラルーとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。


概要編集

【食雑目 アイルー科 全長:約39cm 全高:約116cm 足の大きさ:約13cm】

猫型の獣人種。アイルーの亜種であり、知能や習性などもほぼ似通っている。

人語で喋る者はアイルーたちと「同胞」と呼びあっている事から、仲間意識があるようである。


生態編集

基本的に平時の習性はアイルーとほぼ同じものの、唯一にして最大の違いは

人間の持ち物に対し非常に強い興味を持っている個体が居るという点である。

こうした個体は人間に愛嬌を振りまいて隙を窺い、荷物を掠め取っていく。

シリーズ初期には突進でアイテムを盗んでいたが、後に「にゃんにゃん棒」と

同形状(というか、正確にはこれをモデルにしたのがにゃんにゃん棒と思われる)の熊手状の武器を持つようになり、

アイテムを盗むのもこの武器で行うようになった。

全てのメラルーがこうしたいたずら者かというとそういうわけでもないらしく、

メラルーでも真面目に働いていたり、人間の社会に溶け込んで生活している者もいる。

盗みを働くいたずら者であるという点以外ではほぼアイルーと変わらない習性をもつが、

何がアイルーとメラルーを分けているのか等は不明とされている。

人間たちが自分たちに悪いイメージをもっている事も把握しており、良からぬ事を企んで

人里に潜入する際は灰や白い粉状の物をかぶり、無理矢理アイルーに変装することもあるらしい。


なお、猫だからかマタタビが大好物であり、ハンターが持ち物にマタタビを持っていた場合は

絶対にマタタビを盗むという特徴もある。その為、荷物を盗まれたくないハンターは

マタタビを持ち歩く事で防止できたり、盗まれた直後に倒せば取り返す事ができる。

彼らが盗んだアイテムは一旦巣に持ち帰られるため、マップ内にある巣を探せば取り戻せる事もある。

また樽や一見ガラクタに見える特殊な素材が手に入ることもある

しかし、かなりの頻度で…


何 も 見 つ か ら な か っ た …


シリーズ当初では全巻揃っていないと意味がない調合書の「調合書1・入門編」を

よりにもよって盗まれるというケースもあり、この場合は2~5が全く役に立たなくなり

弾の調合成功率がガタ落ち→弾がなくなるという最悪の事態を招く事もあったため、

ボウガンを使用するハンターにとっては天敵でもあった。

後のシリーズではメラルーが盗めるアイテムはレアリティ3までに制限され、

調合書やお守り類などの大事なものは全て4以上が設定されたため、このような事は起こらなくなった。


余談編集

オトモやキッチンアイルーとしてメラルーを雇うことも出来る(毛並みが「メラルー」の個体がそれである)。

メラルーは黒っぽい体毛をしているため、黒ネコ好きやシックな色合いを好むプレイヤーからは結構人気がある模様である。

なお、当然ながらメラルーを雇ったからといってボックスやキッチンから物を盗まれる…といったことはないのでご安心を。


ニャン次郎さん

また、MHP3MHXではタル配便という職業を営むメラルー:ニャン次郎が登場し、プレイヤーからアイテムを預かって自宅のアイテムボックスまで届けてくれる。


関連タグ編集

アイルー モンスターハンターシリーズ

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