データ
型式番号 | RM-020→Dlpf-zwei |
---|---|
頭頂高 | 19.9m→32.1m |
本体重量 | 19.9t→ 32.1t |
装甲材質 | VLCポリマー |
動力機関 | レイヴ→レイヴ+ミラーレイヴ×4 |
シンボル | 八咫烏→ルーン文字 |
操縦者 | カイン |
デザイン | 石渡マコト |
概要
ジオールスフィアのモジュール77で発見された霊長兵器ヴァルヴレイヴの二号機。
一号機火人および三号機火ノ輪以降のヴァルヴレイヴとは違い、四肢を失った状態で施設下層部に封印されていた。
モジュール77を襲撃したドルシア軍のカインの手によって強奪され、その後ドルシア軍の手により改良され生命を喰らい尽くすまでその鞘を収めないという魔剣「ダーインスレイヴ」の名を持って生まれ変わりハルトたちの前に立ちはだかる。
鉄火の「Ⅱ」のナンバリングは単なる開発順という訳ではなく、次代の領域へ到達させるという意味が込められており、未だ解明できていないオリジナルレイヴを極限まで利用するという無謀な思想の下に開発されており、結果として機動実験中に機体は暴走し、四肢の自爆欠損とレイヴ内の最重要要素の喪失によって封印措置が取られた。
この事故を受けて三号機以降は性能数値の限定と一部機能を省略したミラーレイヴを原動機関とする方向性へとシフトしていった。
武装
本来の特能装備として「アーダー・アクセル」を背部に、「プリズマティック・ギャム」を脚部に装備していたが、これら特能装備の相性は最悪であった為、暴走事故を招いたとされ、後述する二機のヴァルヴレイヴ「カゲロウ」へ分散する形で移植されている。
カインによって奪取された際には、失った四肢を硬質残光で補い、火人と相対した。
カゲロウ
外伝「アンダー・テイカー」に登場する二機のヴァルヴレイヴ。
DRI-Ve(ドライヴ)と呼ばれるヴァルヴレイヴ用シミュレーターを用いて遠隔操作されており、それ故に機体装甲は白のままである。
搭乗者は陽本ジンと於保多ナオの二名。二機共銀のカラーリングが施されており、ジン機には赤いラインが、ナオ機には青いラインがそれぞれ添えられている。
プリメートフレームに名前が刻まれておらず、機体番号も登録されていない。なお「カゲロウ」の名称は、ジンの命名による。
ジンとナオがDRI-Veに搭乗する事で何処からともなく現れ、活動限界を超えると姿を消す。
出撃前に装備選択を自由に行う事が可能であり、モジュール77のデータベースにデータのみ存在するが実機が存在しない特能装備を装備させ出撃させる事が出来る。それぞれ鉄火が装備していた特能装備をデフォルト状態で有するが、武装を任意でパージする事は出来ない。
その特性からヴァルヴレイヴの武装強化を見越してエルエルフから極秘裏に特能装備の回収と、緊急時のモジュール77の防衛という任を受けており、その後ナオ機が装備していたバズ・バスターが火人に移植されている。
ダーインスレイヴ
鉄火の改修機。ドルシア軍によって改修されているが、その身にはマギウスの技術が多分に取り入れられている。
最大の特徴は、失った四肢を、修復と平行して開発が進められていたミラーレイヴ搭載型霊長兵器の試作機を転用して補っている点であり、その巨体に5つの原動機関を有した圧倒的な戦闘性能を誇り、戦闘時の姿は四人の女性を抱いて踊っているかのようである。
特能装備として試験運用時の模擬戦相手であったイデアールを硬質残光で強制的に変容させたメーネ・ゼルトザームを有する。
レイヴエネルギーの増幅末端機能を担うメインウェポンだが、開発時には想定されていなかった兵装である。