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※下記以外の用例は→「ひかり


列車愛称の「ひかり」

第二次世界大戦前に朝鮮総督府鉄道・南満州鉄道が運行した急行列車に命名されたのが最初である。

戦後、九州島内を走る気動車準急急行に用いられた後、1964年10月1日東海道新幹線開業に際して愛称公募で文句なしの第1位となり、速達列車(超特急)の愛称として抜擢された。

1992年に「のぞみ」が運行開始してからは比較的停車駅が多いか、もしくは「のぞみ」と同じ停車駅であるが最高速度220km/h止まりのため時間がかかる準速達列車の愛称とされた。全列車が東海道新幹線内270km/h化した2003年10月改正で後者は消滅し、前者のみを指す愛称となっている。また、「のぞみ」の増加に伴い運転本数も年々減少しており、2003年10月改正で東京~岡山以西を直通する列車は廃止され、2009年3月改正では東海道新幹線区間から博多へ直通する列車が廃止されたが、後者は2013年3月改正で復活した。

2023年時点では山陽新幹線全区間、つまり東京~博多間を直通する「ひかり」は消滅しており、東京発着の山陽直通列車は2003年10月以降岡山までとなった。


JR西日本の山陽新幹線を走行している「ひかり」には、民営化以降、100系で通常2両の2階建て車両を4両に増やした「グランドひかり」、0系座席配列を横4列としビュッフェの拡張や映画室をとりつけた「ウエストひかり」、同じく0系でビュッフェや食堂車を子供用サロンに改造した臨時かつ全席指定の「ファミリーひかり」といった専用車両による愛称付き「ひかり」の充当が目立っていた時期もある。ちなみにこの列車は0系の「ひかり」における定期運用離脱後の2002年夏まで運行されたことから同系で最後まで運用された「ひかり」となった。

2000年3月には、「ウエストひかり」に代わって、同列車の座席コンセプトを受け継いだ700系7000番台「ひかりレールスター」が登場、東海道区間と異なり「のぞみ」と同等程度の本数を誇っていた。

しかし、2011年からの九州新幹線との相互直通運転開始に伴い、直通種別「さくら」に道を譲る形で大きく数を減らされ、2012年3月改正では「ひかりレールスター」を名乗る列車が一日一本となった。翌2013年には定期運用の一日一本となったは1往復増強され、1.5往復となったが、2023年3月改正ではこだまへの統合などにより、再度一日一本に戻り、運転区間が新下関~岡山になったことにより「ひかりレールスター」を名乗る列車が関西と九州から姿を消した。他は一部の東海道直通の「ひかり」(日中は新大阪〜岡山を各駅に停車する列車)があるのみとなっている。


停車駅

東京岡山広島間のひかりの停車パターン ◯=停車 レ=通過 △=一部列車が停車 ◇=一部列車が停車(一日1~数便程度) ✕=設定なし

パターン1パターン2パターン3
東京駅
品川駅
新横浜駅
小田原駅
熱海駅
三島駅
静岡駅
浜松駅
豊橋駅
名古屋駅
岐阜羽島駅
米原駅
京都駅
新大阪駅
新神戸駅
西明石駅
姫路駅
相生駅
岡山駅
新倉敷駅
福山駅
新尾道駅
三原駅
東広島駅
広島駅

山陽区間のみ運行の停車パターン ◯=停車 レ=通過 ✕=設定なし


下り列車

パターン1パターン2(東海車両)
新大阪駅
新神戸駅
西明石駅
姫路駅
相生駅
岡山駅
福山駅
新尾道駅
三原駅
東広島駅
広島駅
新岩国駅
徳山駅
新山口駅
新下関駅
小倉駅
博多駅

上り列車

パターン1パターン2パターン3(東海車両)
博多駅
小倉駅
新下関駅
新山口駅
徳山駅
新岩国駅
広島駅
東広島駅
三原駅
新尾道駅
福山駅
新倉敷駅
岡山駅
相生駅
姫路駅
西明石駅
新神戸駅
新大阪駅

夢の超特急


余談

2003年以前は、ひかり号・こだま号で始発駅を発車したあとと、終着駅に到着する前に、「ひかりチャイム」と呼ばれるチャイムが流されていた。現在は、この「ひかりチャイム」の分割民営化後のバージョンが、山陽新幹線の新神戸博多の間での接近メロディとして使われている。


関連タグ

新幹線 東海道新幹線 山陽新幹線

のぞみ こだま みずほ さくら ひかりレールスター

0系 100系 300系 700系 N700系

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