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ビキニアーマー

びきにあーまー

ビキニアーマーとは、ビキニ/水着のような形状をしている鎧(アーマー)の総称。 和製英語(「ビキニ(Bikini) + アーマー(Armour)」)であり、英語圏では「メタルビキニ (Metal-Bikini)」などと呼ばれている。
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概要

主にファンタジーものの作品の中で女性キャラクターが身に着ける衣装(防具)の1つ。
通常のビキニ水着とほぼ同じ箇所にしか鎧の部分が着いておらず、乳房・下腹部・お尻等の性的な身体部分を最低限の面積でしか隠していないようなデザインであるものが多い。
ファンタジーの中でもゲームライトノベルなどの作品で、女戦士女剣士女騎士アマゾネスアマゾン)、魔法使いなどのキャラは、大抵この装備を身に着けており、“ファンタジー物の定番”の一つとなっている。

そもそも金属製にすら見えない、ただのビキニのようなものも存在し(後述)、加えて近年では「ヒモ水着スリングショット=パチンコ)」のようなデザインのものまで増えており、名称こそ「アーマー(鎧)」と名付けられてはいるものの、どう見てもその防御性能は疑わしいものがある(魔法が付加されていることで、防御力が高められているor敵の攻撃に対して一種のバリアを発生させるとする設定もある)。

先制攻撃こそ最大の防御、相手の攻撃を喰らわぬ内に相手を撃つ!という猪突猛進・ヒットアンドアウェイタイプの女戦士や女剣士には、最低限の防御を保障し、なおかつスピードを落とさないという効果を狙った、ある意味ピッタリの装備かもしれない。

起源

ビキニアーマーの起源に関しては、パルプ・マガジン(20世紀初頭から1950年代にかけて流行した、フィクションを扱った大衆向け雑誌の総称)の表紙に描かれた、男の助けを待つ半裸の美女が身に着けていた真鍮製のブラジャーから、スペースオペラ、ファンタジーものにおけるヒロインの衣装としてビキニ水着状のものがイメージとして定着し、その後女性戦士が身に付ける鎧の形状に転用されたものと考えられるが、詳細な考証はなされていない。

1970年代には欧米男性向け写真誌(則巻千兵衛博士や亀仙人のじいちゃんが、あるいはDr.スランプ作中で作者本人が読んでいるような『イヤラシ本』)において、ビキニアーマーと巨大な剣の組み合わせが定番のコスプレとして流行していたという説もある。そういえば、ドラゴンクエストのキャラクターデザインは…

構造

余談だが、露出が多いことや、素肌に金属製の鎧を直接身にまとう行為は肌荒れなどの要因に繋がり、皮膚を傷めかねないため、肌のケアを気にする女性には勧められない。何より単純に肉を挟むと痛いし。

現実的に考えるなら、なめし革の表側に金属製の鎧を貼り合わせて縫い付け、なめし革の裏面には肌を傷めない布地を縫いつけているのだろう。

扱い

意外にリアリティはある

ファンタジーならではという印象の強いビキニアーマーではあるが、逆に全身を板金の装甲で覆うタイプの重武装も現実的には制約が多い。

  • 鎧自体が重く、関節の可動域にも限界がある→動作が制限される(砂漠密林沼沢といった環境では特に重要)
  • 通気性の悪さなどから長時間の着用はそれ自体がダメージにつながる
  • 動くたびに金属の触れ合う音を立て、シルエット的にも武装していることがすぐわかる→隠密性が要求される潜入任務等には向かない
  • 着脱に手間がかかる→鎧で防げなかった傷を治療するには鎧を外す必要がある
  • 製造修復にかかるコストと時間
  • 着用せずに持ち運ぶのも一苦労→パーツごとに分解できるといってもそう小さくはならない

軽い素材で最低限のポイントのみを固めた軽装は上記の問題がないことに加え、逆に軽装ゆえのデメリットの多くはマントなどの外套を併用すれば解消できる。
防御性能の低さを体術等で補えるのであればむしろ実用的な装備ともいえる…のだが、『水着にしか見えない鎧』ではさすがに『見た目重視』といわれても仕方がない。

鎧らしさのないビキニアーマー

レザーアーマーリネンキュラッサの例もあるように、鎧というものが必ず金属製であるとは限らない。またゲーム等では普段着礼服からレオタードセクシーランジェリーにいたるまで、身体に着用するものは全て胴防具=Armourで統一されていることも多い。
一般的な意味での『鎧』らしさにこだわらなければ、ビキニスタイルが基本になるキャラクターデザインはそれほど不自然なものでもない。

風俗習慣として

砂漠、密林、南洋、その他気候温暖な地域の住民は老若男女を問わず薄着になる傾向があり、一般人から王侯貴族までビキニスタイルであってもおかしくはない。
またいわゆる原始人(もしくは現生人類の中でも自然と共存しているプリミティブな人々)が纏っている簡素な皮衣などがビキニの形態になっていることもある。

鎧が着られない

作品によって設定は異なるが、呪文等の専門家に対して装備の制限が設けられている場合、金属製の鎧は近接戦闘専門職の特権として扱われる。
その場合でも普通はローブ法衣など露出度の低いものが選ばれるものだが、『魔女』や『巫女』といった位置づけのキャラクターがビキニやそれ以上に刺激的な服装をしているケースも散見される。
魔力を操るための技術的な理由か、あるいは信仰上の教義によるものなのか、はたまた個人的な趣味であるのかはさておき、ビキニアーマーが定番となる以前は、このパターンのほうがお色気要素の主流であったとする説もある。

戦略的見地から

踊り子』などのパフォーマー、あるいは『娼婦』などの場合、服装は肢体を誇示する用途のものになる。
また潜入工作などに際し、いわゆる色仕掛けを実践的な技能として行う場合、扇情的な衣装はそれ自体が一種の武器といえる。

着せてもらえるだけマシ

奴隷』や『虜囚』、それに近い待遇で扱われている人物は当然粗末な衣服しか与えられない。
逆に装飾過多なものを強要され屈辱を与えられるパターンもあるが、その場合も下着同然のものになる。
本来高貴な身分の子女が何らかの理由でそうした待遇を受ける場合、落差を強調する演出として極端な格好をさせられるパターンが多い。

配慮として追加

神話伝承元ネタの場合、原典では『一糸纏わぬ姿』などで描写されているケースもある。幽霊妖精などの人外のキャラクターは特に多い。
これを絵画演劇などの形で視覚化するにあたり、そのままでは問題があるということで『最低限の衣服的なもの』が描き加えられ、そのままデザインとして定着したパターン。

  • 甲竜伝説ヴィルガスト』のクリス(ヴィルガスト)の『天空の鎧』のように、作品によってはビキニアーマーが最強装備の場合もある(ただし、天空の鎧装備のクリスはビキニアーマーの下に全身タイツのようなものを着用していたが)。その為、必ずしも『ビキニアーマー=最低限の防御力しか得られない』というわけではなく、尋常ならざる防御力を有する場合もある。
  • 有名どころだと、『ドラゴンクエストIII』の女戦士が挙げられるだろう。発売から30年近く経とうとしている作品のキャラだが、未だに描かれ続ける、まさに『ビキニアーマーの女王』といった代表的キャラクターである。


作品・キャラ


絵師


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別名・表記ゆれ

ビキニ鎧 メタルビキニ(MetalBikini

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類似

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用語・キャラ

ファンタジー アーマー
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