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横浜DeNAベイスターズの編集履歴

2020-02-11 22:06:55 バージョン

横浜DeNAベイスターズ

よこはまでぃーえぬえーべいすたーず

日本のセントラル・リーグに所属するプロ野球球団の一つ。保護地域は神奈川県。現在の親会社はモバゲーを運営するDeNA(2011年にTBSから譲与)。2011年に現在の名前へ変更した。

概要

大洋漁業(現マルハニチロ食品)の実業団チームを起源とする。1949年11月にプロ野球球団大洋ホエールズとして設立。当初の本拠地は遠洋漁業の根拠地である山口県下関市であった。1955年に神奈川県へ保護地域を移転。川崎市民球場を本拠地とした。1978年に横浜スタジアムに本拠地を移し、球団名も横浜大洋ホエールズへ変更。


1993年シーズンより球団名を横浜ベイスターズに改名。2002年より、親会社はTBS(現TBSHD)に変更。2011年の11月には、モバゲーを運営するDeNAがTBSが持つ株を譲与されたことで親会社が再び変更。チーム名も同年12月から現在のものに変更された(1993年以降から2011年の球団名の改名までの間、現在のNPB12球団で唯一親会社の名が入っていない球団であった)。


1998年には38年ぶりのリーグ優勝と日本シリーズ制覇を達成したが、近年は低迷が続いている。


現在の本拠地は横浜スタジアム


キーワード・歴史

プロ野球草創期の「松竹ロビンス」と大洋ホエールズの合併

現在の横浜DeNAの母体となったのは上述の通り大洋漁業の実業団チームだが、その大洋と1953年に合併した(形式は対等合併、実質的には大洋が松竹を吸収)相手が松竹ロビンスである。詳細については当該項目を参照されたし。

なお、基本的に松竹は現在の横浜DeNAの歴史においては傍系扱いで優勝回数などはカウントされない。

大洋は1949年に日本野球連盟に加盟、まるは球団から1950年セ・リーグ加盟後に大洋ホエールズに改称。当時は山口県下関市に本拠地を置いていた。

1953年に松竹と合併、大洋松竹ロビンス(1954年より通称の洋松ロビンス)となる。

さらに1954年オフにチーム名を大洋ホエールズに戻し、本拠地を神奈川県川崎球場に移す。

しばらくはBクラスの中を低迷していたが、1960年に初優勝。さらに日本シリーズ大毎オリオンズを破り日本一に輝く。

その後は秋山登青田昇を筆頭に近藤和彦桑田武松原誠平松政次ジョン・シピンクリート・ボイヤーら、1970年代には山下大輔基満男高木豊ら名選手を輩出するもののなかなか優勝は出来なかった。


横浜スタジアム移転、ベイスターズと「マシンガン打線」

1978年にチーム名を横浜大洋ホエールズに改称、本拠地を現在の横浜スタジアムに移転。

横浜移転後も優勝は出来ず。その間にも、高木、加藤博一屋鋪要の「スーパーカートリオ」を売り出したり、遠藤一彦斉藤明夫ら名投手を輩出している。

監督はこの間土井淳関根順三近藤貞雄古葉竹識須藤豊江尻亮近藤昭仁大矢明彦権藤博と目まぐるしく変わっている。

その中でも古葉政権下では後の98年優勝メンバーの多くを獲得していたり、江尻時代には盛田幸妃佐々木主浩のダブルストッパーを確立している。

1992年オフに球団名を横浜ベイスターズに改称。

その後はAクラスとBクラスを行ったり来たり。それでも権藤監督就任1年目の1998年は不動の抑えの佐々木を中心とする投手陣と「マシンガン打線」が噛み合って38年ぶりのリーグ優勝を達成。日本シリーズでも西武ライオンズを破り、日本一に輝く。


2000年代の暗黒時代

1999年もマシンガン打線は健在だったが主力選手の故障離脱などで3位に終わる。オフに佐々木がMLBシアトル・マリナーズに移籍。

2000年2001年はAクラスを確保するものの、2002年は記録的な低迷を続けて最下位に転落。またこのころからTBSが本格的に経営に参加する。

2003年からは山下が監督就任するも2年連続最下位で解任。さらに2005年からは牛島和彦が監督に就任。この年は3位に浮上するも翌2006年は最下位に沈んでしまう。

2007年からは10年ぶりの復帰となる大矢明彦にチーム再建の采配を託す。2007年は最終的に4位で終わるもAクラス争いを演じ続けたが、翌2008年は記録的な最下位に沈む。またこの年首位打者を獲得した内川聖一の打率.378をチーム勝率.338が下回るという屈辱を味わっている。

また2009年は正捕手だった相川亮二のFA移籍に加えシーズン途中には大矢が監督を解任され、二軍監督だった田代富雄が代わりに指揮を執ったが結局最下位のまま。

2010年読売ジャイアンツから尾花高夫投手コーチを迎えて監督に据えるが最下位のまま。オフには球団売却の話も出ているがおじゃんになっている。

2011年も惨状は相変わらず。この間、清水直行橋本将野口寿浩寺原隼人山本省吾森本稀哲ターメル・スレッジ大沼幸二と他球団で実績を残した選手を次々と補強するが、相川・内川・村田修一多村仁志吉村裕基ら他球団にFA・トレード移籍した選手の穴を埋められなかった。

2011年オフに尾花監督の解任とDeNAへの球団売却が正式に発表。球団名を現在の横浜DeNAベイスターズに改称する。新監督には中畑清を招聘、GMに高田繁を就任させる。


DeNAへの経営譲渡

DeNA球団1年目の2012年も最下位に沈む。しかし2年目の2013年には遂に長い最下位を脱出。最終順位こそ5位に終わったものの終盤までCS争い、ギリギリまで4位争いを繰り広げファンに暗黒時代の終焉を期待させている。

2014年も5位に沈み、中畑監督は辞任を申し入れるが、球団から慰留され続投。

2015年は春先は絶好調だったものの、交流戦を境に次第に失速。前半戦はどうにか首位で折り返したものの、勢いは既に削がれてしまっており最下位に転落。前半の時点で続投が報じられていた中畑は最下位になった責任を取り辞任した。後任には、アレックス・ラミレスが監督として3年ぶりに復帰。

2016年は4月に出遅れるものの、5月には一気に借金を完済。7月に3位になった後は1度も下がらず、9月19日に3位以上を確定させ、2005年以来11年ぶりのAクラスを決め、クライマックスシリーズに初めて進出した(CS発足後現存する12球団で一番遅い)。翌日には、大洋時代を知る最後の現役選手である三浦大輔が現役引退を表明した。

クライマックスシリーズでは、ファーストステージで巨人を2勝1敗で破るが、広島と戦ったファイナルステージは1勝4敗(カープへのアドバンテージ含む)で敗れた。

2017年はシーズン終盤の巨人とのCS争いを制して2年連続3位でCS出場。甲子園での「泥試合」、広島マツダスタジアムでのコールド負けと天気との戦いもあったがそれぞれ2勝1敗、4勝2敗(カープへのアドバンテージ含む)で勝利。セ・リーグ初となる3位からの日本シリーズ出場(19年ぶり3度目、球団名変更後初)を達成。日本シリーズではソフトバンクと対戦し、いきなり3連敗(横浜スタジアムで行われた第3戦の敗戦で「日本シリーズホーム不敗記録」が途絶えた)。2005年阪神以来の4連敗が危惧されたが、2連勝で巻き返してヤフオクドームに戻り、大逆転を狙うも第6戦サヨナラ負けで力尽き、2勝4敗で初の日本シリーズ敗退となった。コレにより、1950年に出場し、1952年に消滅した松竹ロビンスと、2004年に消滅した大阪近鉄バファローズ(4回出場ですべて敗退)を含む日本シリーズの参加経験のある20世紀・昭和誕生の13球団が日本シリーズを敗退した事になる(2005年発足の楽天は2013年の優勝以外に出場・敗退がない)。

20年ぶりのリーグ優勝を目指した2018年東克樹(1位)と神里和毅(2位)の新人コンビが躍動し、新外国人ネフタリ・ソトが41本で本塁打王に輝くも、シーズンはCS進出を逃す4位となった。

球団創設70年目を迎えた2019年は、4月は調子が上がらず下位に低迷していたが、交流戦を機に徐々に復調。

一時は首位巨人に0.5ゲーム差まで詰め寄るも、最後は巨人の底力に屈して9月21日に目前胴上げを許したが、ソトが2年連続の本塁打王と打点王の2冠に輝き、1997年以来となる2位になった。

CSファーストステージでは、滑り込みで3位に浮上した阪神タイガースと本拠地・横浜スタジアムで戦うこととなった(本拠地初開催。CS発足後現存する12球団で一番遅い)が、初戦は中盤まで自陣に有利な展開へと進めるも、バッター陣の作戦ミスや中継ぎ陣の崩壊でリードを守り切れず痛い逆転負けを喫してしまう。第2戦では、9回表までに同点に持ち越されるも、乙坂智のサヨナラ2ランで逆転勝利し、逆王手をかけることに成功する。しかし、翌日の第3戦では、中継ぎ陣のバッテリーミスによる失点と打線の不調に苦しみ、前日のようなサヨナラ逆転も叶わず、結局1勝2敗で阪神に敗退、ファイナルステージ進出とはならなかった。


pixivでは

タグ2011年までの正式名称だった横浜ベイスターズが多く、他にベイスターズ等にも分散されている。

イラストではAAにもなっている星菜やる大矢の他、スッダレ関連で実況パワフルプロ野球シリーズの六道聖デニー友利、またベイスたんも描かれている。

また近年のあまりの弱さからそれをネタにしたイラストも多数。なお、コラボレーションも実施したミルキィホームズ関連のイラストもちらほら。


選手一覧

2020年2月11日現在

監督・コーチ

一軍

背番号名前役職
80アレックス・ラミレス監督
83青山道雄ヘッドコーチ
76田代富雄チーフ打撃コーチ
77坪井智哉打撃コーチ
72川村丈夫投手コーチ
73木塚敦志投手コーチ
88永池恭男内野守備走塁コーチ
75上田佳範外野守備走塁コーチ
89藤田和男バッテリーコーチ

二軍

背番号名前役職
18三浦大輔監督
82万永貴司総合コーチ
90大村巌打撃コーチ
84嶋村一輝打撃コーチ
70下園辰哉打撃コーチ
78大家友和投手コーチ
86牛田茂樹投手コーチ
85柳田殖生内野守備走塁コーチ
97田中浩康内野守備走塁コーチ
71小池正晃外野守備走塁コーチ
74鶴岡一成バッテリコーチ
79新沼慎二バッテリーコーチ

所属選手

投手

背番号名前備考
11東克樹
12阪口皓亮
13伊勢大夢2019年ドラフト3位
14石田健大選手会長
15井納翔一
16大貫晋一
17三嶋一輝
19山﨑康晃
20坂本裕哉2019年ドラフト2位
21今永昇太
24齋藤俊介
26濵口遥大
27上茶谷大河
28勝又温史
30飯塚悟史
34平田真吾
35三上朋也
41櫻井周斗
43進藤拓也
45マイケル・ピープルズ新外国人
47砂田毅樹
48京山将弥
49赤間謙
53スペンサー・パットン
54浅田翔汰2019年ドラフト7位
56濱矢廣大
58武藤祐太
59平良拳太郎
62エドウィン・エスコバー
67古村徹
68藤岡好明
65国吉佑樹65から背番号変更
93中川虎大
94笠井崇正
046田中健二朗育成選手
100宮城滝太育成選手
107レミー・コルデロ育成選手
109ジョフレック・ディアス育成選手・新外国人

捕手

背番号名前備考
10戸柱恭孝
29伊藤光
32益子京右
36髙城悛人オリックスから移籍
39嶺井博希
50山本祐大
57東妻純平2019年ドラフト4位

内野手

背番号名前備考
0中井大介
2ホセ・ロペス
4伊藤裕季也
5倉本寿彦
6森敬斗2019年ドラフト1位
9大和
23タイラー・オースティン新外国人
31柴田竜拓
38山下幸輝
40飛雄馬
42石川雄洋7から背番号変更
44佐野恵太キャプテン
51宮﨑敏郎
55田部隼人2019年ドラフト5位
60知野直人
64百瀬大騎
99ネフタリ・ソト
108フランディー・デラロサ育成選手・新外国人

外野手

背番号名前備考
00宮本秀明
1桑原将志
3梶谷隆幸
8神里和毅
33乙坂智
37楠本泰史
52細川成也
61蝦名達夫2019年ドラフト6位
63関根大気


マスコット

2012年3月以降

DB.スターマン DB.キララ DB.ライダー

2012年3月以前

ホッシー ホッシーナ ホッシーゾ



過去に所属した選手

ア行

相川亮二

青田昇

秋元宏作

秋山登

荒井幸雄

綾部翔

荒波翔

阿波野秀幸

五十嵐英樹

石井琢朗

石井浩郎

石井裕也

市川和正

井手正太郎

稲田直人

井上純

岩本義行

内川聖一

内村賢介

有働克也

江尻亮

江尻慎太郎

江藤慎一

遠藤一彦

大田阿斗里

大西宏明

大沼幸二

大原慎司

岡島秀樹

小川博文

長田秀一郎

長田幸雄

小関竜也

小田嶋正邦

小山田保裕


カ行

加賀繁

加賀美希昇

欠端光則

片平晋作

加藤武治

加藤博一

門倉健

川端一彰

河原隆一

菊地和正

金城龍彦

工藤公康

久保康友

久保裕也

熊原健人

黒羽根利規

桑田武

桑原謙太朗

桑原義行

後藤武敏

小林太志

駒田徳広

小宮山悟

近藤昭仁

近藤和彦


サ行

齋藤明雄

斎藤隆

佐伯貴弘

坂元弥太郎

佐々木主浩

真田裕貴

重松省三

篠原貴行

島田直也

清水直行

清水義之

白崎浩之

進藤達哉

鈴木隆

鈴木尚典

須田幸太

関口伊織


タ行

大門和彦

高木豊

高木由一

高崎健太郎

高城俊人

高橋尚成

高橋雅裕

高宮和也

高森勇旗

武山真吾

田中一徳

田辺学

谷繁元信

種田仁

多村仁志

銚子利夫

辻恭彦

筒香嘉智

寺原隼人

土井淳

土肥義弘

東野峻

戸叶尚

友利結


ナ行

内藤雄太

中後悠平

長崎慶一

中塚政幸

中根仁

中野渡進

中村武志

中村紀洋

那須野巧

新浦壽夫

仁志敏久

野村収

野村弘樹


ハ行

橋本将

畠山準

早川大輔

林昌範

波留敏夫

引地信之

平松政次

福嶋久晃

福田岳洋

福盛和男

福山博之

藤井勇

藤井秀悟

藤江均

藤田一也

古木克明

細山田武史


マ行

松家卓弘

松原誠

松本啓二朗

光山英和

宮里太

村岡耕一

村田修一

基満男

森徹

盛田幸妃(幸希)

森中聖雄

森本稀哲


ヤ行

屋鋪要

山口俊

山崎賢一

山崎憲晴

山下大輔

山本省吾

山本武白志

横谷彰将

横山道哉

吉見祐治

吉村裕基

米田慶三郎


ワ行

若田部健一

若菜嘉晴

渡辺直人


外国人

ディック・スチュアート

ジーン・マーチン

ジョン・シピン

クリート・ボイヤー

フェリックス・ミヤーン

レオン・リー

カルロス・ポンセ

ジム・パチョレック

ラリー・シーツ

R.J.レイノルズ

グレン・ブラックス

ロバート・ローズ

ラファエル・ベタンコート

ボイ・ロドリゲス

スティーブ・コックス

タイロン・ウッズ

セドリック・バワーズ

マーク・クルーン

ターメル・スレッジ

ホセ・カスティーヨ

ブレッド・ハーパー

アーロム・バルディリス

ナイジャー・モーガン

エンジェルベルト・ソト

ホルへ・ソーサ

トニ・ブランコ

ユリエスキ・グリエル

ギジェルモ・モスコーソ

ヨスラン・エレラ

マイク・ザガースキー

エリアン・エレラ

ジョー・ウィーランド


余談

公式球団歌は横浜ベイスターズ時代に作られた『熱き星たちよ』である。

DeNA譲渡後は歌詞の「横浜ベイスターズ」を「DeNAベイスターズ」に変えて引き継がれたが、リズムが整わないためファンは以前の歌詞のまま歌っている。

またDeNA譲渡以降、2013年を除く毎年所属する代表選手がこの歌を歌いリリースするという他球団にはない形式を取っている。


関連タグ

横浜 横浜市 神奈川 神奈川県


プロ野球 日本プロ野球 NPB

セ・リーグ


ベイスターズ ホエールズ

大洋ホエールズ 横浜大洋ホエールズ

横浜ベイスターズ 湘南シーレックス


横浜優勝:\横浜優勝/


やる大矢 大ちゃん 星菜 (*^◯^*):ネットより誕生した関連キャラクター


ポジ凛:ネットより更に派生した二次創作キャラクター


リーディングスター


左門豊作六道聖 - 当球団(及び前身球団)に所属している設定のキャラクター


真剣で私に恋しなさい!君が主で執事が俺で - 大和田伊予・朱子(ベニス)が当球団をモデルとした「七浜ベイスターズ」のファンである。


ミルキィホームズ(2011年にコラボレーション試合を実施)


ベイスターズファンの人物

松本梨香……出身地が神奈川県であるため。

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