CV:石田彰
人物
シャイニング・ウィンドの主人公。同作品では「キリヤ」。
七色の心剣使いで、聖ルミナス学園高等部三年生。剣道部所属で、中学生から剣道を習い始めたのだが、その前から古流剣術を習っており剣士としては並外れた実力の持ち主。中学生の時、部活でトライハルトに対し、はじめて敗北を喫するまで負けなしだった(ただしトライハルト曰く、周囲を気にして無意識に力を抑えているとのこと)。生徒会(四季会)に参加はしていないが、ソウマやシーナとはよく行動を共にしていた。シーナとは幼稚園の時からの幼馴染。エンディアス記に記されていた伝承どおり、光風館の中庭にある霊樹によって、光風館ごと現実世界(エルデ)からエンディアスへ、シーナと共に転送される。それ以前から夢を通じて、エンディアスから何者かに語りかけられていた。
戦いに関して乗り気なわけではなく、いつもシーナに引っ張りまわされているが、正義感は人一倍強く、心優しい性格の持ち主。人の想いの結晶、心剣を抜くことが出来る心剣士の1人である。
独立傭兵団ルミナスナイツの筆頭騎士としてフィリアスに招聘され、かつてフィリアスを救った心剣士と同じ「剣聖」の称号をクララクランから授かる。「剣聖」の意味は「最強の心剣士」の意味である。
シャイニング・ブレイドでは「カイト」の名前で登場。
レイジがエルデに来る以前からこの世界に飛ばされ、サクヤの願いによって歌姫の護衛を担当だった。しかしローゼリンデが帝国の手に落ちたため、自身も素性を隠して帝国入りを果たすしかなく、バルドルに気にいられるため「ファフナー」として任務をこなしていた。ローゼリンデの護衛にカイトを推薦したのは伯爵だった。理由としては実力を見抜いたというのが挙げられている。レイジも認める実力と人柄のいい少年だが、一方で自信家でもあり、剣の腕においては強い自信を持っている。レイジにもそういうものを求めているところがあり、先輩である自分を気遣った発言だとしても遠慮したり自信がないことを述べると叱咤してくる。
月煌竜ガイルナースから精霊王の卵を奪う任務を受け、卵を隠すためにたった一人で竜の試練を乗り越えた。卵は見つからなかったと嘘をついたため疑われ、密かに伯爵から監視を受けてしまうことになる。
エルデではレイジのよき先輩であり、そして超えるべき目標として見られ幾度も勝負を挑まれていた。