リリは本編中に逆手を打ったことを示す文章は全くない 容姿などから、書くまでもないと思われているのかもしれないが、本編で壁の外から来た病気持ちということで偏見を持たれ苦しめられた柚木の父やリリの母、友奈という名のせいで偏見を持たれた柚木など、ある側面だけを見て偏見を持つことの問題点を少なからず描いている本作では、もしかしたら注意が必要かもしれない

＞存命であるならば彼女はどう思ったのであろうか… 柚木もリリも大赦が人々の混乱を避けるために、壁の外の真実を隠蔽していることを知っており、保身のためもあるだろうが、本人たちもそれを口外せずに隠している共犯者的な立ち位置なため、テロに対しては過去の自分たちと重ねることで思う所はあるかもしれないが、大赦の方針は概ね理解できるはず