※この記事には本編での動向についての記述が不足しているため追記募集中
概要
プロフィール
人物像
『烏丸久美子は巫女でない』に登場した横手茉莉の娘で、愛媛県に住む中学生。
初登場は勇者史外典単行本下巻の描き下ろし短編で、ビジュアルは不明ながら2人の友奈の知り合いとして少しだけ登場した。
『芙蓉友奈は語部となる』にて初の本格登場となる。同作での登場は第2話終盤から。
リリが友奈の名を持つ人を探すために開設した『友奈SNS』に「スズキユウナ」を名乗って参加を求めた事がきっかけで2人の友奈と知り合う。
高嶋友奈の事を尊敬し、彼女の事を広めるためにインターネット上で同人作家のような活動をしている。内気であった母とは対照的に明るくさっぱりとした性格で、一つの事に集中して取り組む際の熱意や行動力はすさまじい。
謎
名前
『結城友奈は勇者である 勇者の章』に登場した『英霊之碑』にも同姓同名が刻まれているが、同一人物かどうかは現状では不明(なお、この石碑は『大満開の章』に登場した際、作画ミスなのか意図的なものなのかは不明ながら『勇者の章』とは配置が異なっていた)。
『英霊之碑』に名が刻まれているという事は、大赦で何らかの役目(恐らくは母がそうだったように……)に就いた事になるのだが、仮に本当にそうだった場合、およそ40年後に活躍する彼女達と何らかの接点があったのではないかという考察もある。
親子関係
シリーズ初となる、過去作品の主要人物の子として登場したすずであるが、実は具体的な親子関係については全くと言っていいほど描かれていない。
母の茉莉は、高嶋友奈が勇者になった事、そうさせた末に死なせてしまった大赦を快く思っていない上、娘の趣味についてどう思っているのか(そもそも知っているのかどうかすら)不明と、娘と相容れなさそうな要素を多く持っている事から、ファンの中には親子仲を不安視する声も存在している。
ただ数少ない描写を見る限りでは、すずが茉莉に対し顔色をうかがったり顔を合わせるのを嫌がったりするような様子はなく、ある人物からの「困った時は母を頼れ」という趣旨の助言もしっかり聞いていた辺り、「至って普通の親子」のようである。
※以下、朗読劇『芙蓉友奈は語部となる Carpe diem』のネタバレ注意
本編から10年後(神世紀40年頃)、経緯は不明ながら大赦の神官となっていた事が判明。
烏丸久美子とも接点があるようだが、巫女であったのかどうかは定かではない。
「恐らく誰よりも友奈が『普通の少女』だと知っていたにもかかわらず、仲間に恵まれないまま大赦に入れなかった」母とは正反対の人生を送ったすずは、ある意味「母のあり得たかもしれない可能性」を体現した存在と言えるかもしれない。
そして「友奈どころか自分の娘まで大赦に行ってしまった」という皮肉な結末に、母は何を思ったのだろうか…
花結いのきらめき
本格登場した『芙蓉友奈は語部となる』の配信前にサービス終了となったため、残念ながら未登場となってしまう。
しかし『ゆゆゆい』の世界を舞台にした漫画『結城友奈は勇者である 勇者部びより Party♪』の3話で登場した。
リリと柚木より後に召喚されたらしく(勇者枠か巫女枠のどちらで召喚されたかは不明)、尊敬していた高嶋友奈とも対面することができた。
…が、恐れ多くて当初話しかけられなかったり、名前を呼ばれた際に感激のあまり鼻血を出してしまっていた。
また、『ゆゆゆい』は新規書き下ろしシナリオ追加の上でコンシューマー化されたため、まだ登場の可能性は残されているが…?