概要
中学校に通う中学生としての第2学年、中学3年間の中で中間学年、中2とも。8年生としている中学校もある。
第二次性徴を迎えて肉体が大きく変わる頃からか、併せて精神のほうも変わる頃で、一番難しい年頃(13,4歳)の学年。大人と子供のちょうど境目となる時期でもある。精神の急激な変化により、俗に言う「中二病(厨二病)」が発症する年齢である。
大人なこと(と、本人が認識していること)を考えたり行ったり、キレやすくなったり、アニメや文学作品に影響される、妄想が激しくなる、といった現象が起こりやすく、学業成績も同時にそれらの弊害を受けて下がるか、逆に保ったり上がったりすることもある。
また、「1学年あがっただけで偉くなった」という気分になり勘違いした生徒も少なくなく、学園での校則や仕来り、大人の振る舞いを教えるのが上級生の役目であることを過信して、新1年生に対して「挨拶しろ!!」「俺は先輩だぞ!!」などと威張り怒鳴り散らしたり、暴力を振るったり、集団でイジメを行う社会現象にまで発展するケースもある。
主要5教科に関しては、1年生の頃に習ったことが役に立つ。1年生で赤点ばかり取っていた場合は2年生の勉強についていくのは困難である。
創作物では
中学生を主人公としたフィクション作品では、主人公はこの学年に設定されることが最も多い。この辺りの有名どころを挙げてみれば明らかだろう。上記のように対応する「14歳」が思春期の最も典型的な年齢としてイメージされやすいことに加え、「先輩、後輩との関係を両方とも描写できる」「入学や卒業、受験などのイベントによってストーリーが制約されない」(この2点は高校2年生を主人公とした場合にも当てはまる)などが理由であろう。