概要
CV:菅生隆之
暗黒種デーボスを復活させるべく活動するデーボス軍で、幹部を束ねる中心的な立ち位置にいる。非常に冷静で、部下に対しては常に丁寧な口調と礼節ある態度で接しており、幹部を纏める立場に恥じぬ威厳を見せている。賢神トリンとは因縁の間柄。
名前の由来はおそらく顔百面相から。左手に抱えた書物と右肩から伸びる炎、特徴的な帽子や服装など、外見モチーフは自由の女神と推測される。
封印されたデーボスの声を聞き、必要としている感情(喜び、怒り、哀しみ)を割り出し幹部たちとの仲介を行うなど、実質現状のリーダーとでも言うべき存在である。
(その際、デーボスの望む感情は、それぞれの感情をを表した三本の柱に戦騎たちが触れ、それぞれの戦略を思い描くことで示される。)
また、カオス自身が柱に触れることで、直属の守護騎士・カンブリ魔を生み出すことが出来る。
戦闘には参加しないが、トリンと互角に渡り合う力を持っている。
デーボス復活とキョウリュウジャー打倒のために様々な策を巡らせているようで、空蝉丸をドゴルドに取り込ませることで、獣電竜プテラゴードンを手中に収めていた。
また、ブレイブ21でプレズオンが宇宙から帰還したことから、大量に培養した復元水をダム湖に混ぜ、暗黒種デーボスを強引に復活させた。
実は賢神トリンの兄であり、左肩の傷は1億年前、トリンとの戦いで付けられたもので、敢えてそのままにしておいたのはトリンに同じ屈辱を与える為であった。
ブレイブ37で体調不良に陥ったために、暫くの間軍権をドゴルドに授けていたが、エンドルフを通じて「デーボス軍のトップに君臨する」という下克上が発覚したために、ブレイブ42で軍権を没収。怒りの感情が十分に溜まった事もあって、彼を用済みとみなした。
デーボスカオス
ブレイブ44にて、黒マントの男と白マントの男を使役して作成した「人間の濃い感情(喜びと悲しみ)」を刻んだレコードを体内に取り込むことで、自身の身体に宿っていたデーボスの魂を顕現した姿。ボディは元のカオスと変化はないが、顔面のみ深緑のデーボスのものに変わっている。
以前不完全に復活して暴走状態だった氷結城の本体とは異なり人格をほぼ完全に復活させ、デーボス自身と依り代となったカオスの人格を共有している。
最高幹部のカオスの肉体を使っていることもあり、戦闘力は部下の戦騎よりも秀で、側近の2人組のサポートでキョウリュウジャーを弱体させていたとはいえ、彼らの攻撃を防御姿勢もなく生身で受けても無傷なほど。