概要
雪城さなえは、『ふたりはプリキュア』『ふたりはプリキュアMaxHeart』の登場人物。
主人公・雪城ほのか(キュアホワイト)の祖母で、ほのかからは「お婆ちゃま」と呼ばれている。
海外で仕事をしているほのかの両親・雪城太郎、雪城文に代わり雪城家でほのかを保護者として見守っており、良き理解者でもある。
pixivでは
pixivでは作中の老婆の姿で描かれることはほとんどない。
描かれたと思ったらこんな感じ…。
ポイズニーにより危機に陥ったほのかを不思議な力で救っており(無印第12話)、このシーンはファンの間では大きな謎として語り草になっている。この場面をなぎさもほのかも目撃していなかったため、さなえのこの不思議な力の謎を探る者が出てこず、作中では最後まで説明が一切行われなかった。
また、ほのかはプリキュア変身アイテムであるホワイトのカードコミューンを自分の家の箪笥で発見しているが、実はこのカードコミューンは少女時代のさなえ（戦時中。メイン画像）が空襲で焼け野原と化したこの街で拾って、今の時代まで保存していたものである(無印第28話)。
コミューンに宿る妖精であるミップルは「その当時の記憶が曖昧でよく覚えていない」と証言している。
これらのことから、戦時下の日本で語られざる伝説の戦士が活躍していたのではないかと想像力をかき立てる存在であるようで…。
また、かつての相棒がこの人だったのではないか、という説も。
声・野沢雅子
声優を務めた野沢雅子は「ドラゴンボール」の孫悟空を上げるまでもなく、主人公少年役の声をあてることが多く、歳相応の役を務めることは珍しい。
映画「プリキュアオールスターズDX3 未来に届け! 世界をつなぐ☆虹色の花」公開時のオールナイトイベント「プリキュアと夜更かししちゃお！プリキュアナイトカーニバル！」等で、キュアブラック(美墨なぎさ)を演じた本名陽子が、野沢が『プリキュア10年続けましょう。』と語ったエピソードを披露しており、まだ番組が始まったばかりで先のわからない一年目、大ベテランのその言葉は、スタッフ・出演者の力になったそうである。
その野沢の言葉のとおり、プリキュアは10年を超えるシリーズに成長したのである。
そしてプリキュア10周年を迎えた2014年、『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』で野沢は子供たちに悪い夢をもたらす悪夢の怪物「悪夢獣」の声で出演することが決まっている。
