ウルフルンは見るからにオオカミであるのに、星空女史が「かわいいきつねさん」と呼んだ理由に関しては、日本に元々棲んでいた正真正銘のオオカミであるニホンオオカミが絶滅しており、身近な野生のイヌ科動物として狐の姿が思い浮かんだからであろう。(星空女史は妖怪の伝承に詳しい為、妖狐の類と勘違いしたという可能性もあるが。)

プリキュアシリーズにおけるお婆様方

プリキュアシリーズに登場するお婆様は、「年長者としての胆力」「一般人離れした強い力を持つ存在」として扱われる事が非常に多い。また一部の人物には、中の人的に修羅場をくぐった「歴戦の勇者」的なお婆様も多い。

雪城さなえ…雪城ほのかの祖母。後に連なるお婆様方の元祖ともいえる存在。昔偶然カードコミューンを入手していたり不思議な力を発揮したりと後の花咲薫子と通じるところがある他、中の人ネタ的な意味でも最強おばあちゃん。
花咲薫子（キュアフラワー）…花咲つぼみの父方の祖母。学生時代に空手で全国制覇、「伝説のプリキュア」と称されプリキュア時の戦闘力は単独でデューンと相打ち等、本当に最強おばあちゃん。また中の人的にも、修羅場をくぐった「歴戦の勇者」でもある。
坂東いすず…相田マナの母方の祖母。『映画ドキドキ!プリキュアマナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』に登場。すでに故人ではあるが、マナの性格は彼女からの隔世遺伝によるところが大きい。どう"最強"かは映画本編でご確認を…。また中の人的にも、修羅場をくぐった「歴戦の勇者」でもある。
円茉里…円亜久里の祖母(厳密には養母)。素性のしれない赤子からいきなり10歳に成長し何の脈絡も無く「その子はキュアエースだ」と言われ託された亜久里を育てただけでなく、野点に乱入したグーラに注意したり、「絵を描いても意味がない」と言い放つレジーナに反論したり、とこちらもやはり最強。
結希かの子…朝日奈みらいの母方の祖母。本人は至って普通の多趣味なおばあちゃんだが、劇中魔法界絡みの出来事に出くわしても淡々と、かつ興味深く受け止める寛大さを見せている。この大らかな気質は娘と孫にも受け継がれた模様。また中の人的にも、修羅場をくぐった「歴戦の勇者」でもある。
琴爪しの…琴爪ゆかりの祖母。茶道の先生という厳格そうな肩書きと裏腹に「心から楽しむこと」を念頭に置いている。劇中ではリオが点てたお茶から飲んでもないのにその心の闇を感じたり、孫娘の抱える生きづらさを実は正面から理解してたりと年長者ならではの立ち位置を存分に見せつけた。二次創作ではあのゆかりの血縁者として更なるスーパーおばあちゃんにされることも……。また中の人的にも、修羅場をくぐった「歴戦の勇者」でもある。
庵野たんぽぽ…野乃はなの母方の祖母。商店街にて和菓子屋を営む小柄なおばあさん。ぎっくり腰が治った直後猛オシマイダーが暴れ店に被害が出そうになるや、咄嗟にヘラで砲弾を強烈に撃ち返して猛オシマイダーにダメージを与える超人ぶりを見せつけた。なおこの時キュアエールの横顔に孫娘の面影を見出しており、プリキュアの正体に気づいていたような節がある。余談だが、常連のヨネさんも話の終盤でとんでもない力こぶ（婆さん以前に男でも類を見ないレベル）をみせつけた。それどころか終盤では、一時的にプリキュアになった。
和実よね…和実ゆいの祖母で、なごみ亭の前店主。マナ同様ゆいもよねからその影響を受けており、中でも祖母の言葉を引用することが多い。街でも評判の有名人で、それに伴って様々な伝説も残している。
虹ヶ丘ヨヨ…虹ヶ丘ましろの祖母。異世界であるスカイランド出身で、「ハイパースゴスギレジェンド博学者」と呼ばれるほど王家にも名の知れ渡る高名な博学者。