CV:天野由梨
説明
はんなりと京言葉を話す琴爪ゆかり/キュアマカロンの祖母で茶道家。
初登場は第5話のゆかりの回想シーンで、第16話で氏名が判明した。
ゆかりに対して幼い頃に茶道の基本を叩き込んだが、ゆかりが物心ついてからは「自分の好きなように生きればいい」と茶道について全く強制をしていない。
一見すると理解ある保護者のように見えるが、ゆかりにとってはこの態度は放任であるという思いが多少はあり、茶道を「やれ」と言ってくれないことで逆に憤りや苦しみを感じた時期もあったようだ。
祖母のしのは「茶道は本人が心から楽しめないなら意味がない。楽しくないなら家のことなんか気にせずにさっさと辞めるべき」という価値観があり、放任しているわけではない。だが、一方のゆかりは茶道は「嫌いじゃない」という理由で辞めることなく続けてきた。今ではゆかり本人も自分は茶道を好きでやっているのか惰性でやっているのかわからなくなっているところがある。
しのは「好き」という感情が薄いゆかりの問題は理解しつつも、それは本人が乗り越えなければならない問題だとして、この点の解決に手を差し伸べることはしていない。
ただ、ゆかりがキラキラパティスリーに参加したことで変わりつつあることを好ましく思っている。
いちか達を招きお茶会を行ったが、その中で黒樹リオが入れた茶から、彼の不穏めいた闇を感じ取っており、ゆかりの祖母らしい鋭い洞察力がある。
このことから、ゆかりの観察力と洞察力の高さは祖母譲りであるのが図らずも窺い知ることとなった。
中の人について
担当声優の天野由梨氏はプリキュアシリーズにおいては『Yes!プリキュア5GoGo!』の森田よしみ、『フレッシュプリキュア!』の千香、『ハートキャッチプリキュア!』のまゆか、『Go!プリンセスプリキュア』のホープキングダム王妃に続き
今作で5度目の出演。
これまでと様々な年齢の女性を演じているが、しののような高齢女性を演じるのは同シリーズでは今作が初となる。
今回は京都府出身と言う事で全編通じて京都弁を演じている。
ちなみに孫に当たるゆかり役の藤田咲氏の事務所の先輩でもある。
関連キャラ
アズキーナ、シズク(プリキュア):京言葉を話すプリキュアのキャラ繋がり(ただしアズキーナは妖精、シズクは狐)