概要
CV:折笠愛
楽しみの密偵ラッキューロ
デーボス軍の喜びの戦騎キャンデリラの直属の部下である。
密偵として人間社会の情報やデーボモンスターの材料の収集を行っている。一人称は「僕」で、少年のような口調で喋る。
なんでも楽しむ怠惰な性格で、継ぎはぎしたぬいぐるみのような外観をしている。
地位としては戦騎達より下がるが、こいつも一応幹部であるためデーボモンスターを生み出す権限を持っている。
キャンデリラ直属だが、他二人の作戦にも度々協力している。
しかし、隙あらば楽ばかりする性格のため、ブレイブ14では、百面神官カオスの考えで誕生したデーボ・キビシーデスによる虐待同然のスパルタ教育で調教されるハメに……。
また、ブレイブ19ではアイガロン配下のデーボ・キャワイーンによって散々な目に遭わされた挙げ句、ジョウロまでも奪われてしまったり、ブレイブ40ではデーボ・カントックからは始終大根(大根役者の意)呼ばわりされ上司扱いをされてないと何かと不憫な幹部でもある。
それでも復活したデーボスとカオスとドゴルドがバクレツキョウリュウジンに敗れ、アイガロンが自爆し、ゼツメイツが全滅、キャンデリラが一連の出来事のショックで寝込んだときは、カオスが復活(その時ラッキューロ本人は知らなかった)させた氷結城でデーボ・アックムーンを生み出し、キョウリュウジャー全員に悪夢を見せ続けてさんざんに苦しめた。
デーボ・アックムーン敗北後は完全復活した幹部たちと合流。この時ラッキューロは初めてカオスに褒められた。
ブレイブ37ではドゴルドから「残った幽霊モンスターをかき集めろ」と命令され、探している最中にアックムーンを見つけたのだが、彼のそばにキビシーデスとスポコーンという苦手なモンスターがいたためドゴルドに報告する事もなく任務を放棄した。
また、人間社会を調査する傍ら人間文化にのめりこんでいて、暇さえあれば「こずみっく」という少女マンガを読んでおり、ブレイブ14ではこのこずみっくの最新号を読みたいが為に途中まで成功していた作戦を台無しにしてしまう。という大失態を犯してしまった。その場から持ち出すという考えは彼の頭にはなかったようである。
その中でも特に青柳ゆう作のらぶタッチ(らぶbeぼーるタッチダウン)の大ファンで「オッキー☆LUCK」と言うペンネームを使って大量のファンレターを送っており、「病気で外に出られないがどうしても先生に会いたい」と、人間のふりまでしており完全にデーボス軍の使命を放棄している。
その青柳先生が出たブレイブ38では「読者のイメージを崩さないためと」彼の依頼で代役としてやって来たアミィと一触即発に成りかけたが、同じく青柳先生のファンであるアミィからも「筋金入りのファン」として認められ、何より青柳ゆうの色紙を嬉しそうに眺めている彼の姿をみて「人間が絶滅したららぶタッチの続きが読めなくなる」「(ファン=ラッキューロの為に)私に代役を頼んでまで感謝を届けようとした青柳先生の優しさを忘れないで」と優しく諭されていた。
その後、コタツの中でわざといじわるな子を演じて「らぶタッチを毎号巻頭カラーにしてください」「一度300ページ書いてください」とわざとアンケートハガキに書いていた。
ブレイブ40で人間体(役者は演じている折笠氏)も披露したが、これはデーボ・カントックの能力によるもので本人にその力はない様子。今までそうしなかったのはキャンデリラ役の戸松氏と並ぶと年齢的にも親子に見える為、違和感の問題もある。
腹部のガマ口には、「スクスクジョイロ」と呼ばれるハロウィンカボチャを模したようなジョウロが収納されており、これに入っている「復元水」をかけることで、デーボモンスターやカンブリ魔を巨大化させたり、壊れた道具を復元する事が出来る。他にも、復元水を吸い取り巨大化したデーボモンスターたちを等身大に戻す「シュクシュクボール」とそれを打つパチンコ、氷結城のカオスと連絡を取るための電話、そしてなぜかオタマなどの調理器具も入ってる。
ところが、終盤では新たな巨大化方法(デーボスの超増殖細胞を使った方法で、復元水は不要)が確立された上に、集める感情が全て完全に揃ったため、ブレイブ44にてカオスから解雇通告を受けてしまう。
余談であるが現実のガシャポンキャンペーンで彼の帽子がキャンペーン商品としてプレゼントされるというブレイブ極まりないことが起きた。敵の幹部であるにもかかわらず出すなんてどういうことなの・・・。