神曲とは
1.人智を超えた存在が作ったような素晴らしい楽曲に対して付けられる敬称。
2.ダンテ・アリギエーリ制作の戯曲。こちらは『しんきょく』と読む。
3.あさき氏のアルバム。およびそのアルバムに収録されている楽曲。
本項では2と3について記述する。
神曲(ダンテ)
『地獄編(インフェルノ)』『煉獄編(プルガトリオ)』『天界編(パラディーソ)』の三部構成になっており、主人公ダンテが案内人と共にそれぞれの編のタイトルとなっている世界を旅するという内容。
登場人物
ダンテ
物語の主人公。ある日森の中で道に迷い、地獄に入り込んでしまう。
ワルギリアス(ヴェルギリウス)
ダンテの前に現れた古典時代の詩人。彼を地獄及び煉獄で案内する。
キリストが福音を伝える以前の人であったため洗礼を受けられず、地獄の最上層(辺獄、リンボ)にいる。
ベアトリーチェ
主人公の亡き恋人。『永遠の淑女』と呼ばれている。
地獄に迷い込んだダンテの為にワルギリアスを送り、煉獄の山の頂上でダンテを天界へ導いた。
ルチフェロ
地獄に封印された魔王。かつては天界の住民だったが神に反逆し地上へと落とされた。
彼の墜落で陥没した大地が地獄となり、衝撃で盛り上がった地面が煉獄の山になったという。
クレルヴォーのベルナルドゥス
『天界編』におけるダンテの案内人。ワルギリアスが天界に入れない為彼に代わってダンテを案内する。
物語の考察について
主人公の名前ダンテは作者と同一であることが示唆されており、作中の永遠の淑女ベアトリーチェも、作者がかつて好意を持っていた女性と同名であることが判明している。このことから作者の恋人への恋慕を表現した作品であるとの指摘がある。
しかし、現実においてベアトリーチェが死去した際にダンテが描いたのは神曲とは別の作品であり、またベアトリーチェの元ネタに関しても、キリスト教の神性観の具現化という説が別に存在し真相のほどは定かではない。
関連タグ
ジンオウガ亜種 - 素材から作られる武器に、ダンテの新曲に登場する地獄の名称がつく。
BAYONETTA - 物語世界の構造に引用されている。
神曲(あさき)
あさきのファーストアルバム。
発売日は、初回限定版は2005年9月16日。通常版は同年9月22日。
店頭販売は無く、コナミスタイルでの通信販売のみで販売されている。
ちなみに勘違いされやすいのだが、
このアルバム名および収録曲である「神曲」の読みは(×かみきょく○しんきょく)である。
収録曲
蛹
蛍
幸せを謳う詩
この子の七つのお祝いに
予後の音
月光蝶
赤い鈴
雫
神曲(表題作)
空澄みの鵯と
楽曲
アルバム「神曲」の9曲目に収録されている楽曲。
9分27秒というかなり長い曲。
上記のダンテの「神曲」をモチーフにしていると思われる。
pop'n music 19 TUNE STREETで音ゲーに収録。
インターネットランキング課題曲として登場し、後に通常解禁。
上記の通り、元の長さが9分以上あるため、大幅にカットされている。
担当キャラの小坊主は神曲の歌詞カードにも登場している。
初収録 AC:pop'n music 19 TUNE STREET
ジャンル名 神曲
曲名 神曲
アーティスト あさき
担当キャラ 小坊主
BPM 140~152
難易度 N:19、H:32、EX:41、5:16