概要
通常のショットによる攻撃の他、地上や低高度にいる敵に照準を合わせてロックオンする事で標的を追尾するロックオンレーザーを放つ事ができるのが本作品最大の特徴。
多くのザコ敵をロックオンレーザーでまとめて破壊すると最大128倍までの倍率が掛かるようになり、いかにして高得点に繋がるパターンを構築し、撃破するかがハイスコア獲得のカギとなる。
洗練されたグラフィックや音楽、そしてそれらを巧みに組み合わせた「ステージ構成だけでストーリーを語る」演出、レーザーの美しい軌道高得点のカタルシスが相まって本作の人気が確立されている。
また、続編としてレイストーム、レイクライシスが発売されており、それぞれストーリー的にはそれぞれパラレルワールド、前日譚となっている。
ストーリー
人類が宇宙に進出し、不可能を可能とした技術が生まれた”機械世紀”と呼ばれる時代。
繁栄を謳歌していた人類だったが、世界規模のニューロネットワークシステム『Con-Human(コン・ヒューマン)』が、突如として地球上の生命に対し反旗を翻した。
そしてCon-Humanは地球そのものを己の身体として改造し、圧倒的戦力で人類の抹殺を図ろうとする。
難を逃れた人々は宇宙や他の星々に移民した者達と合流し、試作戦闘機RVA-818”X-LAY”による母星破壊作戦『オペレーション・レイフォース』を決行する。
家庭用移植版
家庭用ゲーム機にはセガサターンとPS2に移植され、パソコン版もWindows対応ソフトとして発売されている。
セガサターン版は当時実在した同名のゲーム会社(レイ・フォース)との混同を避ける為に「レイヤーセクション」と改名されており、縦画面モードでの移植再現度は申し分ないもののBGMがアーケード版ではなくサウンドトラックのアレンジ版が収録されている。
一方、PS2用ソフトの「タイトーメモリーズ2 上巻」に収録されているレイフォースはBGM・ゲーム内容共にほぼ完全移植だが、操作に遅延が発生するというバグが存在する。
1997年に発売されたWindows版はオリジナル版とは異なる画面構成や一部演出のカットなどにより移植度に難がある。
関連動画
[nicovideo:sm84825]
(海外版『GUNLOCK』仕様)