御坂妹とは『とある魔術の禁書目録』および『とある科学の超電磁砲』の登場人物。声優はささきのぞみ。
声優の名前が某男性声優に似ているからといって別にレールガンの代わりにレイガンが撃てるわけではない。
概説
禁書では妹達(シスターズ)編より、超電磁砲では欠陥電気(レディオノイズ)編より登場。
御坂美琴と瓜二つの外見をしているが、実妹ではなく、美琴のDNAマップを元に製造されたクローン。
単価18万円。複数の個体が存在し、「ミサカネットワーク」なるものを形成している。
美琴のように電子線を肉眼で見ることが出来ないため、専用のゴーグルをつけており、
個体によっては突撃銃や狙撃銃を所持している者もいる。
美琴がエヴァで言うアスカ(ツンデレ)なら、御坂妹はレイ(クーデレ)に例えられる存在。
基本的には人形のように無表情・無感情であり、自分の存在を「実験動物」と称している。
必ず語尾に「と、ミサカは~(細かい説明)に・・・(動詞)します」と付ける。
美琴と違いスカートの下に短パンは穿いておらず、ちょっとした動作でパンチラする。
しかも縞パン。
なぜ美琴のDNAマップが研究者に渡っているのかというと、美琴が幼少期に「筋ジストロフィーという病気の治療に役立てたい」という研究者の嘘に騙されてDNAマップを提供してしまったため。
実際はレベル5を軍用モデルとして量産するために美琴のDNAマップを基に生み出されたのだが、
製造された個体はいずれも欠陥電気(レディオノイズ)と呼ばれるレベル2~3止まりのもので
美琴と同じレベル5の個体が生み出される事はなかった。これにより研究は失敗、凍結となった。
だが、この後彼女達は「絶対能力進化(レベル6シフト)計画」のモルモットとして再び利用される事になり、
一方通行(アクセラレータ)が2万人の妹達を殺害するという残虐な計画が始まる。
この計画阻止の切り札となったのは当然上条当麻であるが、彼が出て来た時にはすでに1万人の妹達が殺されていた。
最終的に上条が計画を阻止し、妹達を救う事に成功したはいいものの、
同時に上条は妹達にも惚れられてしまった為、上条はこの事件を機に1万人の女性にフラグを立てた事となる。
なお、残りの妹達は世界中に派遣される事となり、学園都市に残った妹達は10人もいない。
なお、計画の阻止された後の一方通行は、妹達の最終ロットである打ち止め(ラストオーダー)を救った際、
天井亜雄に頭部を銃で撃たれ脳を損傷したため、演算能力を失い若干言語障害が生じてしまっている。
そこで冥土帰し(ヘブンキャンセラー・カエル医者)の案で現在は妹達の「ミサカネットワーク」を利用して
演算能力などを補助して貰っている。
自分が大量に殺してきた相手に現在救われているというのも何とも皮肉な話である。
アニメ版「とある科学の超電磁砲」では残念ながら登場しなかったが、
続編がOVAで発売される事が決定したため、こちらに登場する線が濃厚。