概要
マオ・インダストリー社が開発したヒュッケバインの改良・量産試作機。
ヒュッケバインの名を関してはいるが、エンジンやフレームなどはゲシュペンスト系の物が流用されており、全体的に信頼性が向上している。
試験的に重力制御装置が装備されており、Gウォールによる防御やGインパクト・キャノンによる攻撃が可能となっている。
初出は「スーパーロボット大戦α」リアル系主人公機(前半)。
なお「α」および「OG」の設定では、ヒュッケバインMk-Iの一号機は起動試験中の事故で基地ごと消滅している事になっている(ヒュッケバインシリーズに付き纏うバニシングトルーパーの二つ名はこれが由来)。
試作機は全部で3機が開発され、1号機のはブルックリン・ラックフィールドを始めとするスーパーロボット大戦αの主人公8人が、2号機は政治的取引でコロニー統合軍に渡り撃破された後、エルザム・V・ブランシュタインの専用機ヒュッケバインMk-Ⅱトロンベへと改修されている。
現在の所、3号機だけが行方不明のままとなっている。
メカニックデザインはカトキハジメ。
スペック
分類:試作型パーソナルトルーパー
形式番号:RTX-010
全高:20.8m
重量:52.0t
動力:核融合炉(αシリーズ)、プラズマ・ジェネレーター(OGシリーズ)
空中浮揚機関:テスラ・ドライブ(トロンベ仕様のみ)
防御装置:グラビティ・ウォール
補助システム:グラビコン・システム
基本OS:TC-OS
補助MMI:T-LINKシステム
開発者:カーク・ハミル、イングラム・プリスケン
開発元:マオ・インダストリー社
武装
フォトンライフル
チャクラム・シューター
Gインパクト・キャノン
バリエーション
ヒュッケバインMk-Ⅱトロンベ
ヒュッケバインMK-Ⅱのエルザム仕様。
DC戦争時にマオ社がコロニー統合軍への政治取引の材料として譲渡するも撃墜された機体が、エルザム・V・ブランシュタインによって回収された物。
エルザムが味方となった際にこの機体を持込み乗機とし、単独での飛行も可能。
量産型ヒュッケバインMk-Ⅱ
ヒュッケバインMk-Ⅱの量産型。
テスラドライブを装備し、単独での飛行が可能となっている一方で、重力制御装置はオミットされている。
初出はα外伝。当時はヒュッケバインMk-Ⅱのグラフィックを流用していたのに対し、OGシリーズではデザインを改められ、量産機然とした姿となっている。