※同名のキャラクターは・・・モック
新製品
元々は、PPSE社が今作の舞台たる世界大会にて発表するはずだった新製品であり、用途は劇中のバトルロイヤルでスタービルドストライクガンダムを執拗に狙ったメガサイズモデルのザクⅡと同じく、対CPU戦用の無人機であり、完全な新規デザインとなっている。
機体は、上腕、太ももがズゴックなどの水陸両用MSの蛇腹関節に似た意匠を持ち、お椀型の頭部を持った、例えるならターンエーガンダムのスモーを想起させるようなデザイン。機体カラーは白と、ライトグレーを主体としたもの。装備は既存のガンプラのものを流用している(ザク・マシンガン、ヒート・ホークなどなど・・・)。
パチモン?
劇中では、プラフスキー粒子大型結晶体を内包したア・バオア・クーから運河の如く無数のモックが発進したが、そのシーンでは、設定どおり複数の頭部バリエーションを確認することが出来る。が、中にはガンダム系MSの角が唐突に付いているだけのタイプや、紅いツノと、モノアイを装備したもの、果ては某SDガンダムのアレを髣髴とさせる悪魔の角のようなものを装備した機体がいたりなど、まさに本作を締めくくるにふさわしい(?)メンツだった。そんな姿からだったのかリカルド・フェリーニからはパチモン呼ばわりされてしまった。
その後、エンディングでは、マシタ会長、ベイカー(ガンダム)の二人が、本機と思われるガンプラの路上販売をしていたが、なぜ異世界に大量のモックが渡ったのかは謎ではある(どちらかの意思が働いたのだろうか?)。