概要
DIOの部下であるエジプト9栄神の一人。オインゴ・ボインゴ兄弟(ブラザーズ)の片割れでオインゴの弟。
兄・オインゴ以外の人間とは口を利けないほどの内気な性格。
兄以外では喋ることもままならず、人前に出るときは常に木箱に隠れて移動している。
変な笑い方が特徴。
エジプトのアスワンにてジョースター一行を襲撃する。まずは予知に従い毒殺しようとするが失敗。
次に予知通り承太郎を爆弾でふっ飛ばそうとするも逆に承太郎に変身したオインゴがふっ飛ぶ結果に(いちおう予言は当たっている)。
ボインゴは兄の仇を撃とうと意気込むも、金品を巻き上げた男が仲間を引き連れて逆襲に来てしまい、兄弟そろって病院送りになった。
結局、承太郎達に襲われたことにすら気付かれぬまま退場となってしまった。
その後、入院中にホル・ホースがボインゴを拉致。ジョースター一行を倒すために強制的にチームを組むことに。
兄の仇を取るべく恐怖を我慢して協力、予知通りに動いたことでジョースター一行がトラックに轢かれ動けなくなる。
止めとして承太郎を射殺する予知を実現するべく行動するも、止めを刺す時間を誤ったことでまたしても逆にホル・ホースが撃たれて再起不能に(本に描かれている承太郎を撃ちぬかれているのでこれも予知は当たっている)。
この顛末を見て、復讐よりも自分や周りの人間の幸せのために能力を使う方がよほど価値がある、と自分のスタンドの真の使い道を悟り、胸を張って帰ろうとする。
しかし、蹴っ飛ばした木箱が近くにいたイギーに当たってしまい、ボコボコにされ再び入院。
以前より根暗な性格になってしまった上に「人の性格がそんなに簡単に変わって成長できるなら苦労はしない」というトト神のツッコミを受けてしまった。
スタンド トト神
古代エジプトの神・トトの暗示を持つスタンド。本に描かれた漫画を通してごく近い未来を予知することが出来る。
連載漫画のように、ボインゴの意思に関係なく定期的に数ページずつ現れ、タイミングによっては内容が少し過去(既に起った出来事)にかかっている場合もある。
この本はスタンドのはずだが、たとえ穴が空いたりしてもボインゴにダメージはない。「本」に時間経過とともに浮き出る漫画には、独特なタッチの絵と簡潔かつシュールな内容で予知が描かれている。漫画は一般人にも見える。
漫画上で描かれた内容は絶対に覆せないが、予知の解釈を間違えたり予知どおりに動くことに失敗すると歪んだ解釈での結果が訪れてしまう。
ちなみに本には行為とその結果が簡潔にしか描かれていないため、その間の過程はボインゴにも予測できない上に、「女性の首筋を蹴飛ばしてお礼をもらう」というような非現実的な予言が出ることもある。
なお、このトト神の漫画は実際に漫画化されている。
タイトルは『オインゴとボインゴ兄弟 大冒険』。
あとがきとして岸辺露伴が感想を書いており、大絶賛し、漫画家として敗北宣言までしている。
しかし、漫画がスタンドで描かれていると知ると一転してバカにしている。
担当声優
高木早苗(3部格闘ゲーム版)
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