概要
サカ草原最大の部族クトラ族の族長。クラスは遊牧騎兵。先祖の言い伝えから受け継いだ『灰色の狼』として他の国々まで勇名を轟かせる猛者。
ベルンの手先となったジュテ族の裏切りによって一度はベルンに敗れ部族を滅ぼされたものの、少ない手勢でゲリラ的な抗戦を続けていた。自由都市ブルガルに潜伏していた所へロイ達が現れ、戦に紛れる形で参戦する。
孫のスーからは「じじ」と呼ばれすでに老齢に達しようとしているが、老いてなお現役で最前線を戦う。
ベルン動乱から学んだことは大きかったらしく、戦後は部族の生き残りを率いて新たな部族を立ち上げ、再び草原一の大部族を形成した。
烈火の剣に登場するラスの父親であるが、息子については触れられていない。また本人も烈火の剣には登場していない。