陸上競技の一種で、長距離を複数の走者がリレー形式で走りタイムを競うもの。駅伝競走の略。
公式の英語名は"Road relay"だが、日本発祥であるため、外国でも"Ekiden"で通じてしまうことが多い。
ルール
5~8区間に分けられた長距離を、複数の選手がリレーして走る。区間数や区間距離、総距離は大会によって異なるが、国際ルールは以下の通りとなっている。
- 総距離はマラソンと同じく42.195km。
- 区間は6区間。
- 区間距離は1区から順に5km、10km、5km、10km、5km、7.195km。
区間と区間の境を「中継所」と呼び、走者はここで次の走者にたすき(バトンの代わり)を渡す。
マラソンと同様に公道を使用する。そのため、トップからの遅れが大きいチームは、前の区間の走者が来ないうちに予備のたすきを持ってスタートさせられる。これを「繰り上げスタート」といい、チームにとっては屈辱と言える。