Mr.ジェイ
みすたーじぇい
演/ケネス・ドゥリア
概要
ラッキークローバーの1人、クロコダイルオルフェノクの人間態である筋骨隆々の黒人の青年。
他のラッキークローバーのメンバー仲間ともほとんどコミュニケーションを取ろうとしない寡黙な性格の持ち主だが、過去に何かあったのか、唯一愛犬のチャコにのみは心を開いて溺愛しており、自身がどれだけ批判されようがどうなろうが、黙々とチャコに愛情を注いでいるが、もしもチャコに少しでも危害を加えようものなら、激昂して危害を加えた人物に襲い掛かり容赦なく殺害するヤンデレ気質の一面を持つ。
また、任務であれば容赦なく人間を殺害する冷徹な部分をも持っているが、本来は根の優しい人物の様であり、無益な殺生はあまり好んでおらず、チャコと触れ合い優しくしてくれた少女・倉田恵子には優しさを見せ、「犬から目を離しちゃだめ」と注意された時は素直に自分の非を認めて彼女に誤り、去って行く彼女には何の危害をも加える事無く見送るなど、ラッキークローバーのメンバーの中でも比較的温厚かつ人間味のある人物である。
劇中、村上の命によりライダーズギアの奪還依頼を受け行動を開始するも、上手く行かず、自身が持つ能力である3つの命を使い果しかけ、チャコと楽しい時間を過ごせなくなる可能性から事を慎重に事を運び始めるが、村上から事を急かさせ、更にこのままでは裏切り者の烙印を押され、チャコと2人で過ごす掛け替えの無い楽しい時間を失いかねないという最後通告を受けたため、555に最後の勝負を挑み、最後はグランインパクトを喰らい散っていった…。
その出番は短かったが、ラッキークローバーの底のしれない強さを十分に視聴者に見せ付けた幹部怪人であった。
なお、唯一、心残りであっただろう、1匹残された愛犬のチャコはかつて自分と触れ合ってくれた少女・恵子に無事保護され、彼女の下で暮らすことになった(良かったなぁ…、ジェイ…)。
余談
何気にライダーシリーズ初の外国人が人間態の大幹部ポジションの怪人である。