ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

蔦怪獣バサラの編集履歴

2014-06-26 07:58:44 バージョン

蔦怪獣バサラ

つたかいじゅうばさら

ウルトラマンタロウに登場した怪獣、色んな意味でトラウマでももっと怖いのは…

データ

別名身長体重出身地
蔦怪獣60m4万t捨て子塚

第11話「血を吸う花は少女の精」に登場


概要

死んだ捨て子を弔う「捨て子塚」で成長した吸血植物で赤ん坊の様な鳴き声を発する。

ZATの北島隊員の推測では、寺に土葬されていた死体を喰らって生育していたが、喰い尽くしてしまったので新たな餌を求めて活動を開始したと思われるが、書籍によっては捨て子塚に埋葬された子供たちの怨念の化身ともされている。

捨て子塚の下に潜んでおり、口から蔦を伸ばして寺の付近の人間を襲っていた。

伸ばした蔦からは電撃を発生させることができ、これで獲物を麻痺させ耳から血液を1滴残らず吸い尽くす。また自身の体の一部である花を目印に、捨て子塚から相当離れた場所に居ようが、花の周囲にいる生物まで蔦を伸ばして襲いかかる。なお蔦自体は細いものならば人力で引き千切る事も可能。

また、人一人の血液を吸い尽くして殺す度に、体の体毛に『恨み花』と呼ばれる不気味なの様な真っ赤なが咲くとされている。


一度ストリウム光線で粉砕されたが、直後に怨念が集まって復活(直ぐにまた爆発したが)したので、後のホーのようなマイナスエネルギー怪獣かもしれない。


こいつに襲われて失血死する様が怖いのでトラウマ怪獣に挙げられるが、この話で本当に怖いのはバサラではない!


岩坪かなえ

東光太郎「憎んでいたんじゃないのかな……、自分を捨てたお母さんをさ……。いや、お母さんにそうさせた世の中と言った方がいいのかもしれない……」


怪獣でも宇宙人でも何でもない一般市民だが、敢えて記述する。孤児院から岩坪家に養子にはいるが、養母との折り合いが悪く、ハサミ片手に捨て子塚を彷徨いてバサラの花を集めていた。

ウルトラシリーズにおいて所轄「クソガキ」として扱われる子どもは多いが、大抵は事件を起こす場合は無知や不注意にケースが多い、しかしこの少女の場合は違う。バサラの習性を理解した上で、花を無関係な人間に笑顔で配っていたのである。何時からバサラの正体を知っていたかは不明だが、少なくとも目の前で養母が殺害された直後に町中で配っている確信犯である。

劇中では明確にバサラの被害有ったのは養母を含め9件だが、養母が襲われる前から知っていた可能性もあり、被害を広げたのは彼女かもしれない。もしそうなら鯛焼きをご馳走した健一くんを笑顔で殺害しようとしたという事で、益々寒気がする(実際酔っぱらいが偶然通りがからな無ければ、健一くんと森山隊員は死んでいた)。


上記のような見方が有る一方、それ以外の解釈のしかたでは、バサラの習性を理解したのは(世間体を気にして彼女を引き取った)養母が殺害されたのを目撃したことが切っ掛けっぽい感じの描写も見受けられ、(少なくとも最初は、純粋に普通の花だと思ってい配っていたような感じではある)そのため、一概に最初から知っていた可能性も否定はできないが、そのあたりの詳細は不明である。


なお、物語は新たなバサラを求めて墓場をハサミを鳴らしながら彷徨う姿で締め括られている。つまり反省の色は全くない。

ウルトラマンメビウスに登場したヒルカワが「ウルトラシリーズ最悪の大人」なら、かなえは「ウルトラシリーズ最悪の子ども」と言っても過言ではないと思う。


しかし、一連の犯行の動機が、上記の光太郎のセリフにある通り、自分を母親に捨てさせるような環境を作ってしまった社会への復讐であり、そんな社会背景が存在するのもまた事実である。


そのため、彼女もそんな社会の犠牲者の1人であり、一概にヒルカワのような吐き気を催す邪悪という訳ではなく、哀しき悪役といった表現が適切なのかもしれない…(とはいえ物語の後半で彼女が行った行為は許されるものではないが…)。


関連項目

ウルトラマンタロウ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました