CV:細谷佳正
概要
遊戯王ARC-Vに登場するライバルキャラクター。
大企業「レオ・コーポレーション」の二代目の社長で、15歳でプロデュエリストの資格を得たほどの天才的な頭脳を持つデュエリストでもある。
大学生くらいに見える容姿だが、年齢は16歳である。
寡黙かつ冷静沈着な性格だが、デュエル中は割と饒舌なのは遊戯王恒例。
大企業の社長という立場上、上から目線な態度を取ることが多いが、必要以上に相手を貶したり挑発したりすることはしない。遊矢のデュエルに関してもいいショーと高評価のようである。
遊矢の父である榊遊勝のことはアクションデュエルの先駆者として尊敬しており、志島北斗や刀堂刃が遊勝を馬鹿にする発言をした際には激昂していた。
ペンデュラム召喚の事を探っているらしく、レアカードをダシに沢渡シンゴに榊遊矢が持つペンデュラムカードを奪うよう命じたり、彼が勝手に始めたデュエルを観照及び音声ナビゲートしている。
遊勝塾を賭けた対抗戦もこっそり観戦しており、1勝1敗1分けで延長戦に持ち込まれたときに颯爽と登場し、遊矢とデュエル。わずか2ターンで様々な召喚方法を駆使して3体のエースモンスターを並べ、遊矢たちの度肝を抜く。そして次のターンには、それまで遊矢の持っていたもの以外に存在していなかったペンデュラムモンスターを用い、ペンデュラム召喚までも披露。その上「ペンデュラムの新たな可能性」にも気付いた様子だったが、LDSで起こった事件が原因でデュエルを中断し、その場を去っていた。
容姿
髪は銀髪(白髪)で眼鏡をかけている。遊戯王シリーズで眼鏡をかけたライバルキャラは本作が初。
赤いマフラーがトレードマーク。
使用デッキ
「DD」と名の付く悪魔族モンスターと、それらをサポートする「契約書」と名の付く魔法、罠を駆使し、融合召喚、シンクロ召喚、エクシーズ召喚の3つの召喚方法全てを使用する。エースモンスターは「DDD(ディファレント・ディメンジョン・デーモン)」の名を冠する。
また、プロトタイプのペンデュラムモンスターである「DD魔導賢者ガリレイ」「DD魔導賢者ケプラー」もデッキに組み込んでおり、ペンデュラム召喚さえも使用可能。しかしこのペンデュラムモンスターはターン毎にペンデュラムスケールが狭まり、スケールに収まらないレベルのモンスターが強制的に墓地に送られるデメリットがある。
余談
大企業の若社長、名前に「馬」が入る、部下の名前がサザエさん繋がり(海馬は「礒野」、零児は「中島」)など、初代ライバルである海馬瀬人のオマージュと思しき設定が多くみられる。
中の人である細谷佳正は、前作遊戯王ZEXALでⅣを演じており、二作連続で主要キャラクターを演じることとなった。ちなみに彼は遊戯王5D'sにも出演しており、この時はゲストキャラだったので大出征である事が伺える。
海馬、Ⅳの両名ともネタ的にも知名度が高いキャラであるため、早速こんなネタも飛び出している。