泉晴紀あらため和泉晴紀とは?
年齢からしてもうすでに50~60歳の初老、あまり売れていないアングラ(アンダーグランド)系統の作家。
絵はまあまあ普通か、少年誌に一度連載をもったこともあるが当時の読者からバカにされたことがあった… →『キッチョメン!石神井先生』、連載当時はモノの見方によっては年齢層をまちがえたかもしれない。
驚くことに20歳年下の女性漫画家を奥さんに持つ。
具体的には言えないが講談社週刊モーニング(2014)で連載を持っている売れっ子作家さんとのこと。
単独名義で漫画作品を出している、または別のマンガ原作者と組んでもいる。
泉昌之の経歴
エッセイなどでは『久住昌之のギャグをうまく具現化できるのは、泉晴紀にしかいない』とか。
メインキャラクターは「ダンドリくん」「63衛門」「トレンチコートの男」
1980~1990年代当時は著作権の管理がほぼ曖昧だったためウルトラマンのパロディ、あるいはそのまんまウルトラマンをネタにした話が合った。内容は『帰ってくれウルトラマン』の先駆け!?
公式としては「おそ松くん」(イースト・プレスより)と「水戸黄門」の二次創作を描いた。
作品リスト
・久住昌之との共著
- 『かっこいいスキヤキ』(青林堂)1983年
- 『プロレスの鬼』(綺譚社)1983年
- 『感情的』(白泉社)1985年
- 『エラーマン』(白泉社)1985年
- 『豪快さんだっ!』(青林堂)1987年 ※河出文庫より文庫版発行
- 『イイ大人』(河出書房新社)1988年
- 『ズミラマ』(双葉社)1988年
- 『天国や地獄』(青林堂)1989年
- 『ダンドリくん』(双葉社)1990~1991年 ※ちくま文庫より文庫版発行、ちなみに当時の編集担当はなんと新人時代の中島かずき!?
- 『ジジメタルジャケット』(双葉社)1990年
- 『イケイケの人々』(マガジンハウス)1992年
- 『キッチョメン!石神井先生』(小学館)1994年
- 『黄壁先生妄想録』(マガジンハウス)1995年
- 『かっこいいスキモノ』(イースト・プレス)1996年
- 『健康屋台』(双葉社)1997年
- 『新さん』(マガジンハウス)1997年 ※新潮文庫より文庫版発行
- 『ジジメタルジャケット the Delta 』(ブルースインターアクションズ)2001年
- 『ダンドリくんBlack』(ぶんか社)2006年
- 『芸能グルメストーカー』(コアマガジン)2006年
- 『天食』(普遊舎)2009年
- 『ならせば入道と毛坊主』(ワニブックス)2010年
- 『食の軍師』(日本文芸社)2011年~ ※現在連載進行中
・その他作品
- 『大人の漫画』(エンター・ブレイン) - 狩撫麻礼(現・土屋ガロンまたの名をひじかた憂峰)原作
- 『真剣なサル』 - 泉晴紀・単独名義単行本