概要
城岩中学校3年B組 男子出席番号15番
容姿
ボクサー並みの体格に無精髭、坊主に近いほどめり込んだ髪に、身体中の刀傷とおよそ中学生とは思えないナリをしている。転校前は七原ほどの長い髪をしていた模様。七原秋也いわく「テキ屋の兄ちゃん」。
映画版では周囲より三歳年上の設定で、演じた山本太郎は当時25歳だった。オレンジ色のバンダナが特徴となっている。
漫画版のデザインは小説の描写に忠実ではあるのだが、ボクサーと言うよりレスラーに近い体格で濃い絵柄も有ってか好き嫌いが分かれる。
性格
七原たちが三年生になったころに神戸から転校してきた。一見近寄りがたい風体だが、実際は饒舌でユーモアに溢れる懐の深い人物。特に女性には優しい。大きな志を持つ一方でリアリストの一面も垣間見せる。喫煙者であり、ヘビースモーカー。
映画版では関西弁を話していたり、漫画版では理論的な発言が目立っていたりする。
プログラムでは、ゲームから抜け出す方法を教えたり、炊事から武器の取り扱いまであらゆる面で七原秋也・中川典子をバックアップするドラえもん的存在であった。
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ネタバレ注意
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実は本編の1年前(映画版は3年前)の『プログラム』の「優勝者」、つまり最後まで生き残った人物であり、登場する生徒の中で唯一の『プログラム』経験者である
今回の『プログラム』に参加した理由は、前回の時の怪我が原因で留年となりまた1年間中学通いとなったためである(映画版では、優勝後に政府に拉致されたのが理由)
前回での『プログラム』の際は恋人であった大貫慶子を死なせた過去を持ち(死因は原作、映画版、小説で異なる)、本編では『プログラム』開始前に事前に首輪の解除方法を調べたり、反政府運動に連なる人脈を形成していた(これらが七原達の脱出やその後の国外逃亡の手助けとなった)
最期は桐山和雄との死闘の際の負傷が原因で、脱出している最中の船の中で七原と典子の2人に激励の言葉を遺した後に2人に看取られながら死亡する