概要
夢野カケラが月刊チェジウで連載することになった作品。
ストーリーは「ラストファンタジー」と呼ばれる聖なる石をめぐり選ばれし7人の戦士たちが戦いを繰り広げるという内容で夢野が得意分野としている(という)ジャンルのバトルファンタジーだったが、いつも通りの画力の低さ、話のテンポの悪さ、そして長期連載を想定して風呂敷を広げ過ぎたのか壮大すぎる伏線が原因で読者や編集部をかなり不快にさせたようで僅か2話というありえない速さで打ち切りとなってしまう。因みに夢野はこの作品について「何年も温めてきた構想」と言っていたが、担当の森には「死んだ卵を温めていた」と言われてしまっていた。
こうなった原因
今回はまさかの2話で打ち切りとなってしまったが、今回もそうなっても仕方ない作品だったりする。その理由として、
- いつもの通りの画力の低さ
- 無駄に複雑な設定
- 長期連載を想定した壮大すぎる伏線
- 主人公がただ異世界がどうのこうの言ってるだけの第一話
であり、これは読者や編集部も想像していたようで誰も短期集中連載だとは思っていなかったという。
周囲からの評価
本人は「アンケートは気にしなくても大丈夫」と担当に言われたことから人気が出たと確信していたようだったが、その真相はもう終わるからアンケートを取る必要がなかっただけで(夢野の場合、アンケートは気にしなくていい=打ち切り宣告みたいなものである。)実際はアンケート0票、「1ページでやめた」、「雑誌を床にたたきつけた」と酷評で、担当も「読んでで疲れた」、「面白くなさで他を圧倒」とまで言っており読者だけでなく編集部の人間もかなりイラつかせたようである。恋のトライアングルもそうだったが、ここまで酷いのに自信作と言い張れる夢野もある意味では凄いと言える。(恋のトライアングルの場合は編集部のミスで票が入ってたというのもあるのだが。)