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第十一駆逐隊の編集履歴

2014-09-27 14:14:40 バージョン

第十一駆逐隊

だいじゅういちくちくたい

旧大日本帝国海軍における駆逐隊のうちの一つ。

概要

史実

開戦前

特Ⅰ型駆逐艦、吹雪型の1番艦から4番艦である「吹雪」「白雪」「初雪」「深雪」によって編成された駆逐艦隊。第二艦隊第二水雷戦隊(二水戦)に編入された。

1934年6月29日、演習中に駆逐艦「」が「深雪」の艦中央部に衝突し、「深雪」は沈没した。


開戦時

太平洋戦争開戦直後、マレー上陸作戦において上陸の護衛に三水戦として参加。その後蘭印作戦に参加、ボルネオ島のクチン攻略やエンドウ沖作戦、バタビア沖海戦に参加した。この頃、新しく吹雪型5番艦「叢雲」が解隊された第十二駆逐隊から編入され、4艦体制となる。インド洋方面の作戦後隊の全艦が改装を受け、ミッドウェイ作戦、ガダルカナル輸送作戦に従事。更に「天霧」「夕霧」(艦これには未実装)が編入され、6艦体制でガダルカナルへの突入、砲撃、補給に従事し、戦果を上げる。

吹雪の戦没

1942年10月、第2師団の装備の輸送にあたり、輸送部隊が派遣されるが、この輸送部隊が敵に発見され、敵艦隊が北上。一方で、ガダルカナル砲撃のため出撃した五藤少将率いる第六戦隊の重巡「青葉」「古鷹」「衣笠」の護衛に吹雪と初雪が参加。島に接近する艦隊を敵艦が発見、砲撃を開始するが、五藤少将は味方の輸送部隊であると誤認し「ワレ アオバ」と識別信号を送ってしまう。短時間で制圧された艦隊は戦線の離脱を図り青葉と古鷹が回頭し、それに続き吹雪を回頭を開始するが、敵砲撃によって沈没する。先述の輸送部隊はガ島揚陸に成功した。艦これにおいて、この戦いをモチーフとしているのが鬼畜夜戦として名高い5-3「サブ島沖海戦」である。

叢雲、白雪の戦没

前項の戦いの帰路で沈没した古鷹の生存者救助に出た叢雲だが、叢雲が米機による攻撃で航行不能になり、生存者を初雪に移乗後離脱。その後叢雲は自沈処分される。

ガ島をめぐる戦いは続き、その裏では駆逐艦による輸送が遂行され、白雪も任務に参加。11月まで続く。12月になり、第二艦隊による砲撃に白雪、初雪が参加。この海戦において白雪が被弾、戦死者を多数出す。

1943年になり戦況は悪化、ガ島撤収に伴う作戦に白雪が参加後、ラエ輸送作戦が行われるが、この頃初雪が岩礁に接触し、応急修理を行うも内地への回航が決定された。このラエ輸送作戦に白雪が参加するが、この作戦は制空権を完全に失った海域に輸送艦と対空の乏しい駆逐艦で突入する無謀な作戦であり、米軍機による反跳爆撃によって白雪は中破、弾薬庫へ引火・誘爆して戦没した。「帰ればまた来られるから」の言葉で有名な木村昌福少将はこの戦いで重傷を負うが、救助された。

初雪の戦没とその後

1943年7月、ソロモンのレンドバ島、ニュージョージア島へ上陸した米軍への対応のためにコロンバンガラ島への輸送作戦が決定され、初雪、天霧が参加。海戦や輸送に参加するが、7月17日、輸送中に初雪が米軍機の爆撃で戦没。初期に所属していた艦すべてが戦没する。この後残った天霧と夕霧が幾つかの作戦に参加するが11月24日に夕霧が戦没、12月7日に天霧が僚艦と触衝し艦首を損傷、稼働艦がなくなり、1943年12月7日付で第十一駆逐隊は解隊となる。

「艦隊これくしょん」における第十一駆逐隊

オンラインゲーム「艦隊これくしょん」には第十一駆逐隊に所属した艦の内、「吹雪」「白雪」「初雪」「深雪」「叢雲」が実装されている。各艦手に入りやすく、揃えやすいのが特長である。中でも吹雪は主人公の一人と呼べる存在であるが、隊としての認識はなかなかされていないのが現状である。任務の実装も行われていない。

pixivでは、初期の4艦がセットで描かれているイラストが多く見られる。

関連イラスト

吹雪さん 、深大寺へゆく 【やや日刊桐沢20/遠征】

吹雪、白雪、初雪、深雪の組み合わせ

吹雪、白雪、初雪、叢雲の組み合わせ

特型駆逐艦Ⅰ型(吹雪型)第十一駆逐隊夏期休暇色付

関連タグ

艦隊これくしょん 艦これ 駆逐艦娘

特型駆逐艦

吹雪(艦隊これくしょん) 白雪(艦隊これくしょん) 初雪(艦隊これくしょん) 深雪(艦隊これくしょん) 叢雲(艦隊これくしょん)

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