曖昧さ回避
- 金管楽器の一種。本項を解説。
- 『ハーメルンのバイオリン弾き』の登場人物。⇒ホルン(ハーメルンのバイオリン弾き)
ホルン(楽器)
一般的に有名なフレンチホルンについて説明する。
ホルンとは、カタツムリのような形状に巻かれた円錐状の管と、3つから5つの、通常はロータリー式のバルブ(弁)を持つ金管楽器の一種である。本来、「角」という意味の言葉だが、同時に「角笛」という意味を持ち合わせていた。
形が丸くベルが後ろに向いている理由は、昔羊飼いの間で馬に乗った時に肩から担いで(当時は中の管やロータリーは一切ない)後方にいる者たちに音で指示出しをしていたから。オーケストラに使われるようになって初めて管やロータリーが追加された。
ホルンの名のつく楽器(イングリッシュホルンなど)は多いが、ホルンに分類されないこともあるので注意が必要。
2007年のギネスブックで、世界で一番難しい金管楽器であるとして認定された。