概要
トッキュウ2号の変身者。
礼儀正しい性格だが、時に存在が度を越してギャグになっており、名乗りの際も「あ、どうも」や「こんにちは」などと毎回違うあいさつをしつつ最敬礼をする。
理論的で慎重な性格だが、大抵は空回りすることがほとんど。
映画では満員電車の押し屋よろしく「駆け込み乗車はおやめください!」と言いながら戦闘員を押しとどめていた。
基本色がブルーで眼鏡をかけていると見た目はいわゆるサブリーダー系であるが、早とちりしたり反応がオーバーだったり本人も知性ポジションになれないのではと気にしている。
しかし第10駅において、怪人の能力で実際に死亡(死亡回避でなく死亡)したがその怪人の能力で復活という機転を見せ、この頃からだんだん頭が冴えてきている。
「イマジネーションはお祈りじゃない」という名言も出た。
第25駅ではさり気無い優しさや気遣いを見せたり、自分を理解してくれたミオを強く意識し始め、彼女に思いを寄せるように。
以降ミオが気に掛けたヒカリに嫉妬して皮肉を言ってしまったり、シャドー怪人に攻撃されそうになった際、生身でダメージを負っていたにもかかわらず、背後にいたミオの盾になろうとするなど、回を重ねるごとに気持ちの強さも増しているようである。
ちなみに、ミオに対する思いは誰にも内緒にしておくつもりだったが、前述したヒカリへの皮肉を詫びた際、ヒカリに感付かれてしまった。
ネーミングの由来はスーパーとかち。
登場人物で名前に由来があることが唯一公式で明かされているキャラクターでもある。
メガネ
トレードマークは紺色のセルフレームのメガネ。時々親指で押し上げる癖がある。
変身後にマスクの上から同じ仕草をしているあたり、かけていなくても癖は出てしまうようだ。
メガネをかけた戦士は『鳥人戦隊ジェットマン』のイエローオウル以来であり、演者の平牧もプレミア発表会の際に「イエローオウル先輩のように頑張ります!」と発言している。
※一応前作にも眼鏡かけた先輩がいる事はいるが、彼女は途中参加の準レギュラーであり、眼鏡も情報解析用ツール=度なしなので、「物語スタート時からのレギュラーかつ度が入った眼鏡着用メンバー」だとイエローオウル以来となる。
素性
第19駅にて断片的に思い出した幼少期の記憶で、かつてライト達のクラスに転校してきていた転校生であったことが判明。その際にクラスに馴染めずにいたところを話しかけ、友達になるきっかけを作ったのがライトだった。
「トカッチ」の呼び名は転校前の学校時代からのもので、本名は小学生が覚えるのに難しい名前らしい。
その当時の出来事は今でもトカッチの心に強く焼き付いており、同放送で自分と明以外の仲間達が烈車ごと土に埋められた際は危険を顧みず負傷しながらも必死で助け出そうとし、「僕にとってどんなにみんなが大切か」と止めようとした明に強く反発した。
リョウという呼び名の兄がいることが明らかとなっており、トカッチいわく、勉強も運動も出来る、憧れの存在だったとのこと。
初登場は23話だったが、第26話では、幼少期のトカッチが考え出したオリジナルのヒーロー・“リョーナイト”のモデルであったことも明かされている。
※以下ネタバレあり
第23話にて闇に支配された町「昴ヶ浜」の出身であることを思い出す。
また本名が渡嘉敷晴(とかしき・はる)であることが判明した。