概要
早い話がアニメ演出や漫画表現が現在の科学で証明できない場合使われる用語。
例えばSF作品(主に戦闘物)では宇宙で激しい効果音が鳴り響いているが、三次元における宇宙は真空空間なので音自体聴こえないのだ。 このような例を指して二次元の嘘と言う。
美少女キャラにおいても、リアルにいたら拒食症でもおかしくないような体重のキャラが健康的に描かれたり、実際にはパンツ丸出しのミニスカートを平然と履きながらパンチラしないのも二次元の嘘に該当する。
メカニックでは複雑な変形そのものや変形前と変形後で明らかにブロックのサイズ・形が異なっている(勇者シリーズのロボでよく見られた)などが挙げられる。特に大河原邦男氏のデザインしたメカには二次元の嘘が含まれたものが多い。
アニメ演出や漫画表現の三次元変換は無理でも、二次元のキャラやメカを三次元化しようと試みた商品は多々ある。美少女フィギュアやガンプラはその代表例。
また、ミッキーマウスの耳や、アトムの髪の2本の角部分が、どの角度から見ても同じように見えるのも二次元の嘘である。これは、角度に合わせて見え方を変えてしまうと、そのキャラクターであることが認識し難くなってしまうという理由からくる嘘。